Marianna Today
掲載日:2024年7月30日
総合診療内科学講座助教片山皓太先生が第15回日本プライマリケア連合学会学術総会2024において若手研究優秀賞を受賞
総合診療内科学講座助教、片山皓太先生が6月7日から9日にかけて開催された第15回日本プライマリケア連合学会学術総会2024において若手研究優秀賞を受賞いたしました。
➤演題名:本邦の臨床研修におけるベッドサイドでの研修時間と臨床能力との関連
➤演題要旨:2022年度の基本的臨床能力評価試験(GM-ITE)を受験した全国の臨床研修医を対象として、GM-ITEの点数と質問紙で回答したベッドサイド研修時間との関連を検討した。臨床研修医の半数以上が患者のベッドサイドに1日1時間未満しか過ごしていなかったが、ベッドサイド研修時間はGM-ITEの点数と関連がみられた。
受賞コメント
医療が高度化して画像検査や検体検査が大幅に進歩するなかベッドサイドでの教育がおろそかになっていないかという疑問からこの研究はスタートし、本学内外の先生方に支えられて受賞に至りました。これからも大学での診療・教育に根差した疑問から研究活動を続けていきたいと思います。