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掲載日:2022年8月17日

第118回日本精神神経学会学術総会にて、2名が優秀発表賞を受賞

第118回日本精神神経学会学術総会にて、神経精神科学教室の大学院生 戸邉友揮さんと清水梨々花さんが優秀発表賞を受賞致しました。

受賞コメント

指導医より(神経精神科学教室 准教授 安藤久美子)

神経精神科学教室では、精神科領域において非常に重要な「stigma」研究を行っており、今回は、2017年に実施した全国調査によるビッグデータを用いて、大学院生の先生方に発表していただきました。今回の受賞が大きな自信に繋がり、お二人の先生がますますご活躍されることを期待しております。また、この受賞が多くの若手の先生方にとっても研究の楽しさや大切さを知っていただく機会になれば幸いです。

戸邉友揮さん(大学院3年生)

受賞演題「我が国の一般人口における触法精神障がい者の社会受容に関する分析」

この度、第118回日本精神神経学会学術総会にて優秀演題賞を頂くことが出来て嬉しく思うとともに、安藤久美子先生をはじめとして、多くの支えて下さった方々に感謝を申し上げます。今回は触法精神障がい者の雇用をテーマとしました。SDGsで「人や国の不平等をなくそう」という目標がありますが、日本では精神障がい者への理解はまだまだ追いついていないのが現状で、臨床でも感じるこの問題に少しでも力になれればと思っております。今後ともよろしくお願い致します。

清水梨々花さん(大学院2年生)

受賞演題「触法精神障がい者の社会共生に関わる要因分析:全国実態調査から」

この度、第118回日本精神神経学会学術総会にて優秀演題賞をいただきました。指導医である安藤久美子先生をはじめ、支えてくださった皆さまに心より感謝申し上げます。本演題は、精神の病によって犯行に及んでしまった方に向けられる偏見を知り、彼らの社会復帰を考えることをテーマとしております。今後も、臨床や研究を通じて精神的な問題を抱える方々の人生に心を尽くして参る所存です。引き続きご指導賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。