聖マリアンナ医科大学臨床腫瘍学講座、大学院バイオインフォマティクス学とFoundation Medicine社が、共同研究として胆膵癌における大規模なゲノムデータを用いた解析を行いました。
進行膵癌患者16,913例および進行胆道癌患者3,031例において、遺伝子異常の種類と頻度に関する重要なエビデンスを構築し、さらに、胆道癌におけるTMB-High、膵癌におけるKRAS遺伝子野生型、胆膵癌におけるAYA世代などの特定の集団では、治療標的となる遺伝子異常の頻度が高く、遺伝子パネル検査を積極的に行う意義があることを示すことができました。