MENU

Marianna Today

  1. TOP
  2. Marianna Today
  3. パーキンソン病患者に対するデジタルデバイスを用いた在宅モニタリングを含むオンライン診療、オンライン服薬指導及び処方薬搬送を行うプラットフォームの臨床的有用性及び課題を検討する観察研究について

掲載日:2020年5月29日

パーキンソン病患者に対するデジタルデバイスを用いた在宅モニタリングを含むオンライン診療、オンライン服薬指導及び処方薬搬送を行うプラットフォームの臨床的有用性及び課題を検討する観察研究について

聖マリアンナ医科大学病院は、武田薬品工業株式会社とパーキンソン病に対するデジタルデバイスを用いた在宅モニタリングを含むオンライン診療、オンライン服薬指導および処方薬搬送を行うプラットフォームの実装に向け、プラットフォームに対する患者、介護者、医師、医療機関、調剤薬局の満足度および実装に向けた課題を検討することを目的とした観察研究を行います(研究代表者:内科学(脳神経内科)教授 山野嘉久)。
本研究によりオンライン診療、オンライン服薬指導および処方薬搬送を行うプラットフォームの有用性および課題を明らかにし、本プラットフォームの医療への実装へ貢献してまいります。

背景および期待される効果

パーキンソン病は有病率が高い神経変性疾患であり、日本における発症率は1,000人に1人と言われています。パーキンソン病の運動症状としてふるえや動作緩慢、歩行障害、バランス障害等があり、病状がある程度進行すると通院自体が困難となることがしばしばあり、患者本人だけでなく介護者にも負担が生じることが少なくはありません。
また、患者の病態および治療の有効性の評価は問診によるところが大きく、さらに医師が情報を取得できるのは短時間の来院時に限られているのが現状です。 本研究では、デジタルデバイスによる連続的な測定結果かつ主観的ではなく定量的なデータを取得でき、病状評価用デバイスと組み合わせることで、医師がより多くの情報を入手可能となり、より質の高い診療へつながることが期待されます。

イメージ

パーキンソン病患者に対するデジタルデバイスを用いた在宅モニタリングを含むオンライン診療、オンライン服薬指導及び処方薬搬送を行うプラットフォームの臨床的有用性及び課題を検討する観察研究について

問合せ先

聖マリアンナ医科大学 総務部総務課
TEL:044-977-8111
E-Mail soumu@marianna-u.ac.jp