Marianna Today
掲載日:2020年3月3日
聖マリアンナ医科大学 循環器内科
患者さんのためにハイレベルな臨床を実践するのは勿論のこと、全員が研究を通じて学位取得を目指し、学んだことを後世に伝えていく、を合言葉に医局員それぞれが得意分野で力を発揮しています。虚血性心疾患、弁膜症、不整脈疾患へのカテーテル治療が、10年前には想像出来なかった進歩を遂げ、大学病院では常に臨床指標の上位にランキングされるようになりました。特に、経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)や経皮的僧帽弁接合不全修復術(MitraClip)は全国トップクラスの治療件数ながらも、良好な成績を維持して地域のニーズに応えるよう努めています。また、心房中隔欠損症や卵円孔開存等の先天性心疾患に対するカテーテル治療、慢性血栓閉塞性肺高血圧(CTEPH)に対するバルーン肺動脈形成術(BPA)といった多岐にわたる治療が可能であることも当科の特徴です。論文執筆や学会発表を数多く行い、臨床だけでなく研究を実施することで、日々生まれる疑問を解決し、明日からの実臨床に活かすよう心掛けています。
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