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  3. 掲載日:2019年9月10日

    第22回世界移植者スポーツ大会 日本選手団のチームマネージャーとして丸井病院教授が参加

  4. 移植者のオリンピックと言われる、世界移植者スポーツ大会(22th World Transplant games: WTG) の第22回イギリス大会が、去る8月16~24日にロンドン北400㎞のニューキャッスルにおいて開催され、腎泌尿器外科学 病院教授の丸井祐二(World Transplant Games Federation理事)がチームマネージャーとして参加いたしました。
    移植者のオリンピックと言われる、世界移植者スポーツ大会(22th World Transplant games: WTG) の第22回イギリス大会が、去る8月16~24日にロンドン北400㎞のニューキャッスルにおいて開催され、腎泌尿器外科学 病院教授の丸井祐二(World Transplant Games Federation理事)がチームマネージャーとして参加いたしました。
    このWTGは1978年にイギリスではじまり、世界中から移植者が集まって行われるオリンピック形式の多種目競技会で、国際オリンピック協会が公式に認識を表明している数少ない大会です。
    なお、この模様は2019年10月1日(火)のテレビ朝日「報道ステーション(21:54~23:15)」において放送される予定です。
    ※放映時間は5~10分の予定です。また、放送内容が変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。



    丸井祐二病院教授コメント

    本大会の趣旨は、移植以外に治療法のない臓器不全となった方々が、移植手術を乗り越えてスポーツに親しむまでに回復したことを、同じ境遇の人による競技という形で讃えつつ、かけがえのない臓器提供してくれたドナーに感謝の意を表し、こうした姿を伝えることで、移植医療と臓器提供の意義を広く社会に理解、認識してもらいたいというものです。
    今回は59ヵ国から約2,500名が集まるという、まさに移植者のオリンピックであり、日本からは移植者選手14名、サポーターとして家族及び医師が10名、合計24名が日本選手団として参加いたしました。日本の移植者選手は、9歳から68歳と年齢層が幅広く、腎移植者7名、肝移植者3名、心移植者4名でした。
    大会の結果は、金メダル6個(水泳では2つの世界新記録を樹立)、銀メダル2個、銅メダル6個という輝かしい戦績を収め、参加59か国のうち20位以内でした。
    WTGは隔年で開催され、次回2021年大会はアメリカ、ヒューストンでの開催です。日本移植者選手団の活躍をご期待いただき、温かい応援、そして移植医療について束の間考えるお時間をいただけたら幸いに思います。
    今後も大学内外において移植医療の実践と啓発活動に努めるとともに、チームマネージャーとして日本選手団のサポートに尽力してまいります。


    日本選手団と専任ボランティアのデイブさん(赤いTシャツ)


    走り高跳びをする腎移植の選手


    左から丸井病院教授、日本を応援してくれる地元の方、腎移植のバドミントン選手