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掲載日:2024年4月24日

3Dプリンタを使った空想動物造形イベントを開催

3月22日、29日の2日間、聖マリアンナ医科大学と株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)は、大学病院小児科病棟で3Dプリンタを使用して空想動物を造形するイベントを共催しました。
このイベントは、本学デジタルヘルス共創センターと大学院医学研究科医療情報処理技術応用研究分野が実施している『未来の医療を創る”医療人2030”育成プロジェクト』における“メタバースやWeb3活用”の一環として企画しました。今回は仮想空間で制作したオリジナルな空想動物を実際に3Dプリンタで造形しました。今後、それらの仮想空間上のデジタル造作物をWeb3の技術基盤であるブロックチェーン上で本学が管理し、他人から勝手に盗まれたり、著作権を侵害されたりすることがないようにすることも予定しています。
イベントには学生ボランティアも楽しみながら多数参加してくれ、小児患者さんからは、「楽しかった!」「かわいい!」「もっと作りたい!」といった感想を頂きました。また、ご家族からも「子供が楽しみにしていました!」「親世代の私も初めて3Dプリントを見れて楽しいです!」などと大好評で、とても前向きな言葉を多数頂くことができました。
この取り組みは、デジタルとリアルの融合、最新の技術と医療の融合を通じて、小児患者さんの入院生活をより楽しく創造的なものにするために行いました。3Dプリンタを使って空想動物を造形することにより、子供たちの想像力が刺激され、入院生活が楽しくなるだけでなく、療養環境向上への寄与が期待されます。


未来の医療を創る”医療人2030"育成プロジェクト総括責任者 小林泰之コメント

3月の医療人2030プログラムでDeNA社の岡村社長にご講演を賜りましたが、その御縁からDeNA社のご協力により今回のイベントを企画・実行することができました。私も2日間参加させて頂きましたが、このイベントを楽しんでいる小児科病棟の子供達の笑顔がとても印象的でした。今回のイベントをきっかけに、DeNA社とのより大きな共創に繋げていきたいと思います。

株式会社ディー・エヌ・エー 緒方文俊コメント

事前に配布したポスターを眺めて、イベントの日を楽しみに待ってくれていたお子さんがいらっしゃったと聞きました。ささやかながら、子どもたちが、大変な治療を頑張る支えになったり、また、元気に退院した後、新しい挑戦に繋がるきっかけになれたらいいなと思っています。

※未来の医療を創る”医療人2030“育成プロジェクトは、AIやICTをはじめとする最新技術を活用して、日本の次世代医療の実現に貢献できるダブル・トリプルメジャーの人材を育成することを目的としています。
詳細については、下記ウェブサイトをご覧ください。

本件に関する連絡先

学校法人聖マリアンナ医科大学デジタルヘルス共創センター
TEL:044-977-8111(代表)
Email:medical-innovator-001@marianna-u.ac.jp