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掲載日:2020年12月1日

センハンス・デジタルラパロスコピー・システムが聖マリアンナ医科大学東横病院に設置

2020年9月に、センハンス・デジタルラパロスコピー・システムが聖マリアンナ医科大学東横病院に設置されました。この手術機器は、ダ・ヴィンチと同じ手術支援ロボットのひとつで、当院の消化器、婦人科領域の手術に使用されます。

センハンス・デジタルラパロスコピー・システムとは?

 腹腔鏡下手術をデジタル化し、より安全に行うことができるように開発された手術機器です。医師は、コックピットからアームに接続されたカメラや鉗子操作して、手術を行います。アームはコンピュータで制御されていますので、様々な利点があります。

センハンス・デジタルラパロスコピー・システムの利点は?

①手振れ防止
 鉗子の動きはコンピュータで制御されていますので、手振れ補正機構により鉗子先端のブレを最小限に抑えることができます。
②精緻な操作
 鉗子の先端の動きを実際の25%、50%、75%に制御することができます。この機能を使うと、血管の周りなどの細かい操作を精緻に行うことができます。
③触覚のフィードバック
 ロボット支援手術では、医師は鉗子を直接操作しないので触覚を感じません。しかし、センハンス・デジタルラパロスコピー・システムは鉗子に加わる力を正確に術者にフィードバックする機能をもつので、より安全な手術が可能となります。
④安定した手術視野
 カメラの保持もコンピュータによって制御されていますので、カメラの揺れがありません。医師は、安定した良好な視野の中での手術操作が可能となります。

保険適応は?費用は?

 すべての腹腔鏡手術で保険適応されています。手術にかかる費用は、通常の腹腔鏡下手術と同額です。