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掲載日:2019年9月27日

大規模地震時医療活動訓練に参加しました

2019年9月7日(土)、内閣府主催で実施された大規模地震時医療活動訓練に参加しました
。 今年度は、都心南部直下地震(マグニチュード7.3 最大震度7)が発生し首都圏に甚大な被害が発生したという想定で実施され、本学の大学病院は、大きな被害を受け「病院避難」を行う必要があるという想定での参加となりました。訓練当日は病院内に仮想災害対策本部を設置し、防災担当副院長の指揮下で活動を行いました。また、附属病院の川崎市立多摩病院には多数傷病者が来院しており、更に同病院にDMAT参集拠点・活動拠点が設置される想定であったことから、災害時医療に精通したDMAT隊員を応援派遣する訓練も実施しました。
本訓練は全国規模で実施されており、医療機関の他、厚生労働省、国土交通省、自衛隊、消防庁、各都道府県、関係する民間団体等が合同で、地域医療活動訓練、DMATの参集・活動訓練、広域医療搬送訓練を行いました。当院には全国各地から参集したDMATが支援に訪れ、入院患者の転院搬送や仮想院内災害対策本部の支援活動を行いました。
大学病院にはDMATやDPAT隊員資格を有するスタッフの他、神奈川県災害医療コーディネーター、川崎市災害医療コーディネーター、神奈川県災害時小児周産期リエゾンを委嘱されている医師が在籍しており、本訓練においても企画段階から参画しています。川崎市北部地域に位置する災害拠点病院及びDMAT指定病院として、今後も積極的に地域の訓練や研修に参加し、今後必ず私たちを襲うであろう各種の災害に備えて参ります。

病院ホームページの臨床指標(クリニカルインディケーター)では災害医療に関するデータを公開しています。
URL:http://www.marianna-u.ac.jp/hospital/about/clinical/file/10.pdf