コンケン大学との学生交流プログラムに関する協定締結について

本学は、2019年10月にコンケン大学医学部(タイ コーンケーン県)と学生交流プログラムに関する協定を締結し、医学部学生の相互派遣、卒前の短期臨床実習(病院研修)に関する教育内容や研究のための教職員の交流について合意致しました。
コンケン大学は、1964年にタイ東北部で初めての大学として設立されました。国の人口の3分の1が居住する広大な地域である北東部における干ばつなどの諸問題を解決するための人材や知識体系を開発することを目標に設立された同大学は、設立当時は農学部、工学部、教養学部の3つの学部を有していました。その後、教育学部(1969年設立)、看護学部(1971年設立)、医学部(1972年設立)と拡大し、現在は歯学部や建築学部、獣医学部を含む17の学部および大学院を有するタイ東北部最大の総合大学にまで発展しました。
この度の協定締結の経緯としては、2018年4月に本学第6学年学生が選択制コースにおいて自己開拓先であるコンケン大学での4週間の実習に参加したことを契機に、同大学に対して今後の協定締結について打診していたところ、同年12月に同大学より留学生の受け入れ依頼がありました。本学における3週間の留学が終了した際に改めて協定締結について打診したところ、協定書案が送付され、協定締結に至りました。
今後は、同大学医学部生の短期臨床実習を本学で受け入れると同時に、本学の医学部生を短期臨床実習で同大学に派遣し、相互に交流を発展させていく予定です。