Marianna Today
掲載日:2020年6月26日
更新日:2023年6月14日
菅生キャンパスリニューアル計画
大坪毅人病院長挨拶
聖マリアンナ医科大学病院は開院以来、地域の中核病院および教育研修病院として運営されてまいりました。さらに医療法の改正後は特定機能病院に指定され、高度医療を安全に行う医療機関として対応してまいりました。また、不測の事態に備える災害拠点病院としても指定を受けており、要件とされる機能を果たすべく訓練・準備を進めてまいりましたが、時代の変化に対応した「求められる医療」を実現するためには、新病院を建設する必要がありました。こうした中2011年には菅生キャンパスリニューアル委員会が設置され、これまで様々な検討が行われてまいりました。そしてようやく青写真が出来上がり、明石会館とテニスコートのあった場所に新病院を建設するため明石会館を解体し、現在はほぼ地上階まで掘削が進んでおります。
このような中、今年2月に新型コロナウイルス感染症が勃発いたしました。COVID-19は世界中で猛威をふるい、感染症は昔の病気ですでに制御された疾病であるという我々の浅はかな虚を衝かれた思いがいたしました。現在の病院ではCOVID-19に対してゾーニングや陰圧など即席でなんとか対応してまいりましたが、新病院の設計は感染症対応の備えが十分とは言えませんでした。そこで設計の最終段階ではありましたが、急遽、修正を加えなんとか間にあわせることが出来そうです。
今後はさらに移転等具体的なことに対応して行かなければなりませんが、大学病院としての使命を果たすべく、教職員の夢を実現できるような新病院を作り上げて行きたいと思っています。
リニューアル工事進捗状況
新病院の強化機能
施設概要
断面構成図
建築概要
菅生キャンパスリニューアルスケジュール
聖マリアンナ医科大学 新キャンパス完成イメージ動画
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