本教室について

2015年4月、正式導入決定!

全国初の試み

初代勤務犬ミカ

20154月からいよいよ本格的に動物介在療法を展開することができるようになりました。動物介在療法は患者自身が闘病や治療に対し前向に取り組む姿勢が生じ、その結果として治療の促進、早期離床や早期退院など患者のQOL向上が期待できる補助療法の一つです。対象患者は、長期入院を余儀なくされ、抑うつ傾向で闘病意欲が低下している患者、ターミナルケア中の患者など多岐にわたり、術後早期回復に向けての離床サポートやリハビリ、各検査への付き添い、手術室への同行など、様々な場面での導入を考えております。対象年齢は成人のみならず、ご家族の同意を得て小児も対象とする予定です。

AAT(Animal Assisted Therapy)の様子

積極的臨床応用へ

欧米の病院ではすでに行われておりその臨床効果が十分に認められているAAT活動ですが、日本ではまだまだ知名度が低いのが現状です。今後試行錯誤になってしまいますが、一人でも多くの患者様が笑顔になれるよう頑張りたいと思っています。

 記念すべき勤務犬第1号は、社会福祉法人日本介助犬協会より貸与されたスタンダードプードルのミカちゃん(オス)です。毛が黒くてぬいぐるみのような大変愛らしい外見であり、性格も温和であり、人と接するのが大好きな犬です。4月は週2回から動物介在療法を開始します。