本教室について

教授ご挨拶

消化器・肝臓内科は、第1内科、第2内科、第3内科、第4内科からの臓器別改編に伴い、平成9年にスタートした、新しい講座です。初代主任教授は飯野四郎先生です。平成14年4月より伊東文生が第2代教授に就任いたしました。

 

大学病院が、川崎市医療の中核を担うという性格をもっており、消化器・肝臓内科もその一端をになうべく、消化器・肝臓内科領域に広い分野での診療、研究、教育を行っております。具体的には消化性潰瘍、胃食道逆流症などの上部消化管疾患、炎症性腸疾患、大腸ポリープ、早期大腸癌などの下部消化管疾患、ウイルス性肝炎、肝臓癌などの肝臓疾患、総胆管結石症、膵臓癌などの胆道・膵臓疾患、進行癌に対する化学療法などの診療、研究、教育を行っています。

 

スタッフは、本学の卒業生が中心ですが、一方、数多くの他大学出身者より構成されており、きわめてオープンな雰囲気の中、研鑽に勉めております。また、本学出身者も、国際留学、国内留学をはじめ、他大学あるいは他医療機関に在籍した経験のある者がきわめて多く、常に向学心を持って取り組むというテーマで頑張っています。

 

当講座では、1.広く消化器疾患診療に精通した消化器内科医の育成2.消化器疾患の臨床研究が可能な消化器内科医の育成を2本柱にしています。これにより、地域医療への貢献を果たすと共に、魅力ある消化器・肝臓内科学講座の構築を目指しています。

 

特に、「情報発信のできる消化器内科」を目指し、一歩一歩歩みを進めているところです。新しい分野の開拓ができるよう、人材育成、情報収集、戦略構築を行っております。興味のある医師、研修医、医学部学生がおりましたら、遠慮なくコンタクトを取ってください。新しい消化器内科へ漕ぎ出しましょう。
 

消化器・肝臓内科 教授
伊東文生