本教室について

ご挨拶

麻酔は手術に伴う痛みや恐怖を軽減させるための医療として進歩してきました。現在の麻酔管理では単に手術の痛みや恐怖をとるばかりでなく、手術を受けられる患者さまが安全にかつ快適に周術期を過ごせるようにと目標が設定されています。手術ではその大小を問わずさまざまな侵襲が襲いかかります。
この侵襲を制御することが麻酔の本質と言えます。我々麻酔科医は手術前からこの侵襲の予測を行い、防御する方法を検討します(術前評価)。
手術中は常に患者さまの傍にいて状態を監視しながら侵襲を制御し外科医が手術を成功させるように援助します。 術後も痛みを軽減させ、より快適に過ごせるように努めています。麻酔科医は手術患者さまが安全に手術を受けられ、社会復帰されるように日夜努めています。

関連リンク