聖マリアンナ医科大学大学院 医学研究科 応用分子腫瘍学 Department of Translational Oncology 臨床と基礎研究の架け橋:乳がんを中心に、がんの臨床に還元できる研究をテーマに取り組んでいます。

教授からのご挨拶

聖マリアンナ医科大学
大学院医学研究科
応用分子腫瘍学

教授 太田 智彦

医学部 乳腺・内分泌外科顧問
 

みなさまこんにちは。聖マリアンナ医科大学大学院医学研究科・応用分子腫瘍学の太田智彦です。このホームページを訪れていただきまして、ありがとうございます。

応用分子腫瘍学教室はがんの臨床と基礎研究を橋渡しするトランスレーショナルリサーチを行うために開設されました。

私は大学生のころより癌を撲滅することを自分の生涯の目標と定めて、外科医として臨床に携わるかたわら、基礎研究にも全力を注いでまいりました。これまでに培った乳腺外科医としての経験を生かし、乳癌をはじめとした癌治療の問題点を抽出し、これをテーマに基礎研究を行い、さらに研究結果を癌の治療に還元することができたらと考えています。

また、現在私たちが研究の主体としているDNA損傷修復機構は化学療法の標的として、乳がん以外のがん治療でも注目されている分野ですので、他のがんの研究をされている方、これから研究をしようとしている方にも興味を持っていただければ嬉しく存じます。

このページでは私たちの研究について紹介するとともに、一般の方や乳がん患者さまにも読んでいただけるように実地臨床のことや、乳癌治療で問題になっていることなどを書いてみました。何かのお役に立つことができれば幸いです。