ご挨拶 of Department of Laboratory Medicine, St. Marianna University School of Medicine.

本学臨床検査医学講座のあゆみ


 聖マリアンナ医科大学臨床検査医学講座は、昭和55年4月に開設され初代教授として中村正夫が就任致しました。平成2年4月には中村の後任として水島 裕が第2代教授として就任。平成4年4月には講座名が「内科学(膠原病・アレルギー)・臨床検査医学」に改称されました。次いで平成8年1月に、第3代教授として飯野四郎が就任し、同年4月には講座名が「内科学・臨床検査医学」に改称されました。
平成11年4月にそれまでの第1・第2・第3内科学のいわゆるナンバー内科と、内科学・臨床検査医学、および総合診療医学が統合され、ひとつの内科学講座となり、内科学講座には、呼吸器・感染症、循環器、消化器・肝臓、代謝内分泌、神経、腎臓・高血圧、血液・腫瘍、リウマチ・膠原病・アレルギー、総合診療の9分野が置かれることになりました。これに伴い臨床検査医学講座は休止となり(飯野四郎は内科学(消化器・肝臓内科)教授に就任)、しばらく講座は置かれませんでしたが、H19年4月に臨床検査医学講座が再開されることとなり、平成20年4月に第4代教授として信岡祐彦が就任し現在に至っております。


沿革

S55年4月 臨床検査医学講座開設。初代教授中村正夫就任
H 2年 4月 2代教授水島 裕就任
H 4年4月 講座名を「内科学(膠原病・アレルギー)・臨床検査医学」に改称
H 8年1月 3代教授飯野四郎就任
H 8年4月 講座名を「内科学・臨床検査医学」に改称
H11年4月 第1・第2・第3内科学、内科学・臨床検査医学、総合診療医学を統合
し、内科学講座となる。内科学講座に9分野(呼吸器・感染症、循環器、消化器・肝臓、代謝内分泌、神経、腎臓・高血圧、血液・腫瘍、リウマチ・膠原病・アレルギー、総合診療)が置かれる。これに伴い臨床検査医学講座は一時休講。
H19年4月 臨床検査医学講座再開
H20年4月 4代教授信岡祐彦就任


臨床検査医学講座の概要


 臨床検査医学は、臨床検査を中心として疾病の診断や病態解析を行う臨床医学の一分野であり、臨床検査医学領域の臨床、教育、研究を行っています。臨床検査医学講座の教授は付属病院臨床検査部長を兼ね、臨床検査部の協力のもとに、診断や治療に有用な検査結果と関連する情報を臨床医に提供する役目を担っています。
臨床検査医学講座は基本的には基礎医学系に属しますが、スタッフはそれぞれの専門性を生かして、外来診療や検査業務に従事しています。