形成外科とは
形成外科は先天性および後天性の体表のあらゆる部位の様々な病変、外傷に対して、手術を中心とした外科的治療による機能および形態の再建を行っています。これにより患者さんのQOL(Quality of Life)を向上し、社会適応を容易にすることを目的とした、比較的新しい診療科です。熱傷、皮膚潰瘍などの創傷治療や腫瘍切除および組織再建に関しては他院や他診療科からの依頼も多く、共同手術も積極的に行っています。
形成外科診療の代表的な疾患として下記のような項目があります。
1.顔面外傷（骨折など）、顔面変型（顔面神経麻痺、眼瞼下垂など）
2.熱傷
3.先天異常（口唇口蓋裂、小耳症、合指症など）
4.腫瘍の切除（皮膚腫瘍、軟部腫瘍、血管腫、リンパ管腫など）
5.悪性腫瘍切除後の再建（頭頚部、胸腹部、四肢など）
6.難治性潰瘍、褥瘡
7.ケロイド、肥厚性瘢痕
8.美容外科
患者の皆さまへ
