入局した先輩からの声

井戸光次朗先生 平成23年 聖マリアンナ医大卒業

耳鼻咽喉科を選んだ理由

手術は言うまでもなく日常診療にも数多くの手技があり、診療に関する知識だけでなく技術を習得できます。専門性は多岐にわたりますが、一般内科の知識も必要とされ、外科も含めた総合診療医になることができます。また、他の科に比べ独り立ちも早いです。

入局してどうだったか

入局時点で外来を任され、より多くの外科症例や日常診療を経験することができます。医局員は総じて仲が良くアットホームな雰囲気です。新入局員に対する教育体制を含めたサポートが充実していて、右も左もわからない状態で不安でしたが、諸先生方のおかげで多くの経験を積むことができていると感じます。オンオフはしっかり区切られていて集中して仕事を行う、終われば自分の時間をしっかりともつことができるのが魅力です。

研修生へのメッセージ

自分の専門を何にするかということは、自分の人生を左右する大きな決断です。最初から科を決めている方もそうでない方も、あらゆる科を経験し様々な角度から自分の将来像を想像して下さい。選択した科での数年後、数十年後自分はどのような医者になっているか、どのような生活を送っているのか。

仕事のやりがい、プライベートはどちらも切り離せない問題です。手術に生きていく道もあれば研究者としての道、開業して地域に根ざした診療をしていく道、耳鼻咽喉科はどの将来をとっても恵まれた環境にある科だと思います。そして当院の耳鼻咽喉科はどの道を選んだとしてもサポート体制が整っており、後悔のない人生を送ることができるかと思います。

より多くの研修医の先生方が耳鼻咽喉科という選択をし、同じ職場で共に働けることを願っております。