日時:2025年12月25日(木)15:00-16:00
Web開催(Zoomを使用)
演者:国立大学法人新潟大学大学院 医歯学総合研究科
総合医学教育センター 准教授 河内 泉 先生
近年, 免疫性神経疾患の病態解明と創薬が進み, 脳神経内科の診療にパラダイムシフトをもたらしている.
アクアポリン4チャネルやNMDA受容体に対する自己抗体の発見による正確な診断と, 病態機序に基づいた創薬は代表的な例である.
多発性硬化症, 視神経脊髄炎, 肥厚性硬膜炎, 自己免疫介在性脳炎・脳症を例に, 免疫性神経疾患診療のこれまでの変遷と未来への道すじを論じたい.