救命救急センターの全受診者に対応する窓口です。当施設は川崎市とその近郊における救急医療の中核として、24時間体制での診療を行っており、救急搬送される重症症例だけでなく、1次~2次救急症例、近隣医療機関からの紹介症例、自力来院するWalk-in症例にも対応しています。
Walk-in症例は、受付後にトリアージナースによる問診とバイタルサインのチェックを受け、救急外来、夜間急患センター、救急医、各科専門医に振り分けられます。
3次外来では、救急医学スタッフの救急科専門医がアテンディングとなり、各科シニアレジデント(卒後3〜5年)、初期研修医(卒後1年、2年目)によるチームが診療を行います。救急搬送症例と日勤帯のwalk-in症例を担当しています。
神奈川県の災害医療拠点病院であり、地震・洪水などの自然災害やテロなどの人為的災害により被害を受けた傷病者を対象とした災害医療・神奈川DMATにも積極的に取り組んでいます。
救急科専門医のもとで、屋根瓦方式の指導体制により、豊富な症例を経験できます。1~3次救急患者を対応するER、集中治療、総合診断を連続した専門領域と捉え、超急性期から退院・転院までの一連の診療を習得できます。ERでは1~3次救急症例を経験し、ER~ICUで行われる超急性期の診察および治療、一般病棟における治療継続、社会的問題の解決を経て退院するまでを学ぶことが可能です。
救急・集中治療に精通した放射線科専門医が常駐し、24時間体制でリアルタイムの画像診断、血管内治療を行っています。