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掲載日:2022年3月7日

第4学年 佐々木うららさんが50th Society for Neuroscience 2021にて発表

去る2021年11月にオンラインにて開催されました、 50th Society for Neuroscience 2021にて 、本学第4学年佐々木うららさんが発表を行いました。

コメント

2年生の頃より生理学講座で研究をさせていただいておりましたが、結果がまとまり、50th Society for Neuroscience 2021(米国神経科学会)で発表できましたので報告いたします。今年はシカゴで開催される予定でしたが、すべてvirtualになりました。参加者は14,000人、9,000演題のposter presentation、その他lectures、symposia、panel discussionsなどが行われました。例年は参加者が30,000人を超えるそうなので、それに比較すると少ないのはやはりvirtualの影響でしょうか。本来は米国の国内学会ですが、今回はオンライン開催ということで、全世界から人が集まり、まるで国際学会のようでした。私は、Selective loss of early growth response-3 (EGR3) expression in adult dentate gyrus attenuates learning performance in male and female mice「海馬高次機能におけるEgr3の役割」についてポスター発表いたしました。今回は私にとって初めての学会参加・発表であり、非常に多くの刺激を受けました。年齢、国籍、所属が異なる様々な人が、自分達が興味のある分野について高めあうという一つの目的のもと交流する場は新鮮で、このような世界があるのかと驚きました。いかに普段自分が小さな世界で生きているのかということに気づかされ、もっと色々なことにチャレンジしていきたいと強く思うようになりました。オンラインならではの交流もあり貴重な経験となりました。次回はサンディエゴでの開催とのことで、8年前に先輩が発表された地ということもあり、機会があれば現地に行って直接いろんな方と交流してみたいと思います。最後になりましたが、この度ご指導いただきました萩原先生をはじめ、大変貴重なご機会をくださいました生理学講座の皆様に心より深く感謝申し上げます。この経験を糧に、今後研鑽を積んでいきます。