Marianna Today

この度、大学病院で看護の専門性を基盤に医行為の学びを駆使し、タイムリーで良質なチーム医療が実践できる看護師の育成を開始するため、聖マリアンナ医科大学病院に「看護師特定行為研修センター」（Registered Action Nurse Center）を開設する運びとなりました。当センターにはそれぞれの頭文字をとって「RANセンター」という通称がつけられております。
当センターのプログラムは、21区分38行為全ての特定行為を履修し、臨床推論を強化する内容となっております。指導にあたる講師陣は、特定行為研修の育成プログラム実績のある藤谷センター長をはじめ、専門性が高く教育歴も豊かな医師や薬剤師、そして特定行為の実践者である診療看護師がおります。
医療現場でも働き方改革が導入され、タスクシェアリングが必要な時代となり、特定行為のできる看護師の育成は急務と思われます。大学創立50周年記念事業の１つであるこの「看護師特定行為研修センター」の開設は、当大学病院の高度急性期医療における看護人材の育成として、またこれからの医療を担う人材教育機関として、社会に貢献できる大きな取り組みと言えます。現在は法人内の職員を対象としていますが、今後は川崎市、神奈川県、国内の看護師を対象に拡大していくことを目指しております。
今後、特定行為のできる看護師が患者および家族に必要とされ医療チームの一員として活躍することで、これからの看護のあり様はきっと変化することでしょう。今後の活動を温かく見守って頂けますと幸いです。

看護師特定行為研修センターについて

カリキュラム概要

指定証