2026年9月11日よりオンデマンド配信された、一般財団法人日本医学物理士会主催の「2026年度 医学物理士セミナー②」において、当院放射線管理室の畠山和志さんが講師を務めました。全国の医療関係者に向けて、頭頸部領域における放射線治療計画の立案手順や、治療計画における工夫について解説しました。


本セミナーは「医師からの視点と放射線治療計画」をテーマに、医学的な基礎知識や医師の視点への理解を深め、治療計画の改善と業務の質の向上を目指して開催されました。


畠山さんは、全6プログラムのうち「頭頸部の放射線治療計画(Eclipse)」と題した講義を担当しました。発声や嚥下(飲み込み)など、日常生活に重要な機能が集中する頭頸部領域の放射線治療について、当院でも導入している治療計画装置「Eclipse」を用いた計画立案を解説しました。

セミナー概要・講義情報
一般財団法人日本医学物理士会 主催「2026年度 医学物理士セミナー②」
メインテーマ:「医師からの視点と放射線治療計画」
【配信形式】 2026年9月11日よりオンデマンド配信(対象:全国の医療関係者)
【担当講義】 「頭頸部の放射線治療計画(Eclipse)」(全6プログラム中)
【講師】 畠山 和志(聖マリアンナ医科大学病院 放射線管理室)

講演では、病変部に放射線を集中させながら正常組織への影響を抑える「強度変調回転放射線治療(VMAT)」を中心に、以下の3点を取り上げました。

⑴治療目標の設定と放射線治療医との事前確認
⑵治療計画の準備と設定
⑶最適化計算における手順と工夫

当院では今後も、学会やセミナーを通じた専門的な知見の発信と医療従事者間の連携強化に取り組み、安全で質の高い放射線治療の提供に努めてまいります。