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上智大学との包括連携に関する協定書の締結について

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聖マリアンナ医科大学と上智大学は、2014(平成26)年4月22日、教育・研究活動の交流と連携の推進を目的とする包括連携に関する協定を締結しました。共にキリスト教カトリック精神を基底とした建学理念を持つ大学として、交流と連携・協力を一層深めることを目的としています。
上智大学との教育面での関係は本学開学以来のもので、一般教育系の社会科学や外国語科目などの教養系教員を派遣していただき、本学からは上智大学人間科学部看護学科の講義に教員を派遣し、今年7月からは本学の大学病院で看護実習を受け入れることになっています。
協定書の調印式は、本学教育棟7階の会議室で執り行われ、本学から明石勝也理事長、三宅良彦学長他7名、上智大学からは髙祖敏明理事長、早下隆士学長他5名が出席され、関係者が見守る中、三宅学長と早下学長が協定書に署名しました。

調印後の挨拶の中で、髙祖理事長は「4年前に学校法人上智学院と同聖母学園が合併、この3月に聖母大学(看護)を閉校し、上智大学人間科学部看護学科への移行が完了しました。合併に当たっては、医学部・病院を持たない上智大学に温かい支援を約し、背中を押してくれたのが明石理事長でした」と、強調されました。
式後の懇談では活発な意見交換が行われ、本学から「上智大学のグリーフケア研究所との密接な関係を構築し、医学教育の中では未だ取り入れられていないグリーフケア(悲嘆)教育を実践したい」との意気込みを表明しました。また、上智大学からは「ヒューマン・ケアリングに基づく看護実践力(あらゆる人・環境において相手志向の最適な看護を提供する力)を養えるよう、臨床実習においてご協力いただきたい」との要望が出されるなど、継続した交流の提案がされました。

今回の包括連携に関する協定を基に、教職員の交流・学生の交流・教育プログラムの共同開発・共同の研究プロジェクトなど様々な分野において個別協定が結ばれることとなりますが、キリスト教カトリック精神に根ざした教育を実践することで、豊かな人間性と高い倫理観を兼ね備えた人材を育成し、世に輩出することで、両大学の発展に寄与すると共に、社会・福祉への貢献に対する相乗効果を期待しています。

学長 三宅 良彦

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