MENU

ごあいさつ

教育研究支援のお願い

聖マリアンナ医科大学は、医学博士故明石嘉聞先生によって昭和46年に創立されました。以来、「生命の尊厳」を基調とする精神を教育の理念として有為な人材を世に送り、広く社会に貢献して参りました。
また、その理念実現のために教育・研究・医療における施設設備の充実向上を継続的に図って参りました。これもひとえに本学の教育・研究に深いご理解と温かいご支援をお寄せくださる多数有志の皆様方のお力添えの賜物と、心から感謝いたしております。
近年、科学技術の発展により医学及び医療技術は急激な進歩を遂げ、それに伴い高度の教育・研究水準を維持推進していくためには、最新の教育・研究施設や先進医療機器の充実など、常に教育・研究にふさわしい環境の整備を図ることが、従前にも増して必要となってきております。
これらの医学を取り巻く環境を維持し、発展させていくためには多大な資金的負担が必要であり、確固たる財政的な裏付けが不可欠であります。
しかしながら、現在の私立医科大学をめぐる社会情勢は、少子高齢化、国庫補助金の減少、国の医療政策における不透明性など厳しいものがあります。
本学ではこれまでさまざまな経営努力や経費削減に努め、財政基盤の確立に鋭意努力を続けて参りましたが、学納金収入、国庫補助金、付属病院における医療収入だけでこれらの財政的裏づけを確保することは極めて困難な状況にあります。
以上の事情から教育・研究環境を整備拡充し、大学の公共性と私立医科大学の独自性を高めつつ、社会に奉仕する人材を育成するためには、関係各方面からの絶大なご支援を仰がなければなりません。
つきましては、「寄付金募集要項」のとおり、教育・研究に係る寄付金を募り、不足財源を調達して本学に課せられた使命の遂行に努めて参る所存でございます。
何卒、事情ご賢察賜り、ご協力の程お願い申し上げます。

理事長 明石 勝也