TOP10「高度がん医療開発を先導する専門家の養成」

伊東 文生

「がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン」コーディネーター
聖マリアンナ医科大学大学院
医学研究科長
伊東 文生

 TOP10「高度がん医療開発を先導する専門家の養成」は、がんプロフェッショナル養成基盤推進プランに採択された慶應義塾大学を主幹校とするプログラムです。連携大学は、慶應義塾大学、北里大学、首都大学東京、信州大学、聖路加看護大学、東海大学、東京歯科大学、山梨大学、国際医療福祉大学に本学(聖マリアンナ医科大学)を加えた10大学です。一校で複数の大学院を擁する学校もありますので、研究科の数は実に15にのぼります。特徴的なことは、医師、歯科医師、看護師、薬剤師、医学物理士、理学療法士、作業療法士、放射線技師、臨床心理士、言語聴覚士というきわめて多岐にわたる職種をカバーしている本邦最大のプログラムであることです。

 一方で、参加校が多いため、連携がひとつの大きな鍵となりますが、本プログラムでは新たに考案された分野別委員会の活動によって、緊密な連携が行われます。また、目標も明解で、テーマをTR(トランスレーショナル研究)とQOL(がん治療に関わるすべてのひとにおける治療、ケアの質の向上)に絞っています。先端的基盤研究にはじまり、臨床応用を目指すTRに加え、現場力向上のためのQOLに特化し、高度ながん治療を行い、10大学が関わる裾野の地域がん医療を向上することのできる「高度がん医療スペシャリスト」養成がなされるプログラムになっています。

 本学大学院でこのプログラムに参加して、新時代の癌治療トップランナーとして羽ばたくことを期待しております。