聖マリアンナ医科大学 SCHOOL GUIDEBOOK 2020
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24■消化器・腹壁・腹膜疾患■腎・泌尿器疾患■呼吸器・胸壁・縦隔疾患・感染症■内分泌・代謝・栄養疾患■心臓・脈管疾患■神経疾患■先天異常、周産期の異常、成長・発達の異常・生殖器(産科・婦人科)■先天異常、周産期の異常、成長・発達の異常(小児科学・小児外科)循環器画像診断心膜疾患心電図心不全①心不全②不整脈①弁膜症(外科)先天性心疾患不整脈②(外科)循環器疾患の薬物療法先天性心疾患(小児科)虚血性心疾患心筋疾患虚血性心疾患虚血性心疾患(外科)■救急医学・プライマリケア■血液疾患/アレルギー性疾患、膠原病、免疫病■運動器疾患■精神・心身医学的疾患■皮膚・頭頸部疾患(眼科学・形成外科学・耳鼻咽喉科学・皮膚科学)■形態診断■保健医療論/予防と健康管理・増進月火水木金土①②総合医学教育肺循環弁膜症(内科)試験IE(内科)・腫瘍血圧・動脈硬化予備日脈管疾患(大血管・末梢)予備日6学年の時間割例(心臓・脈管疾患コース)Ⅰ限Ⅱ限Ⅲ限Ⅳ限Ⅴ限担当教員 産婦人科学教授 鈴木 直From Teacher6年間で培った知識の総仕上げ 6学年では、基礎系・臨床系・社会医学系とこれまで学んだ医学知識・技能など6年一貫教育の総仕上げの年に当たります。また、最終目標である医師国家試験にむけた準備の年にも当たります。4月からの2ヶ月間は、選択制実習(4週間ずつ)を配当、学内および学外(海外を含む)医療施設において、診療参加型臨床実習が行われ、技能面での集大成の最後の場面を迎えます。 さらに、疾病と臓器の関連について、より理解を深めるために「コース別集中講義」が設けられています。コース別集中講義は、医師国家試験出題基準のブループリント(医師国家試験設計表)に準拠したカリキュラムとなっており、臓器別・疾患毎に分類された講義が展開され、これまで一人ひとりが個別に学習した膨大な医学知識を整理し、つながりを持った形ある知識へと進化させることができます。本学のコース別集中講義は、医師国家試験に向けたペースメーカーの位置づけとなっており、「選択制コース」と「コース別集中講義」とを併せて、卒業に向けたステップを一段一段昇っていくこととなります。自分自身の成長を実感する 医学部最終学年である6学年は、病態生理に基づく疾患の理解を確実なものにします。身につけた知識と臨床実習での経験が深い関連を持って認識され、医学・医療に対する見方、考え方がより深く幅広いものとなります。そしてそれが医師国家試験合格、さらには翌年から始まる初期臨床研修の充実へとつながっていきます。6学年のカリキュラムが進むにつれ、本学の3項目のディプロマ・ポリシー、 すなわち、①正しく判断できる、②正しく行動できる、③生涯にわたって省察し実践する基礎ができる、という項目が、自分の中で達成されつつあることが実感できるでしょう。

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