聖マリアンナ医科大学　SCHOOL GUIDEBOOK 2020

24/54

23総合医学教育・特色のある授業聖マリアンナ医科大学病院　眼科 塚本 彩香From Student 学ぶ姿勢が医師になってからも役立ちます　コース別集中講義は、先生の授業もていねいで、各科試験に出題される分野についてまんべんなく学ぶことができました。私が質問をすると先生は分かりやすく教えてくださり、疑問を解決することができました。この授業の良い点は国家試験に向けた勉強のペース配分がつかめること、得意と苦手がはっきり分かること、知識の整理ができることです。私は授業を受けた後、その日のうちに復習して知識を定着させるように心がけました。ここで身に付けた学ぶ姿勢は、医師になってからも役立っています。▶ コース別集中講義膨大な医学知識をつなげる　6学年の9月からは、いよいよ6年間の総まとめとしてのコース別集中講義がスタートします。医師国家試験出題基準に準拠した臓器・疾患別の講義が1～2週間ごとに集中して行われ、それぞれのコースでは6年間で学んだ学習内容が網羅的に取り扱われます。また、各週の金曜日には多肢選択問題の試験を行うことで、知識の向上と定着を図ります。　そして医師となる最後の関門として医師国家試験があります。これまでに積み重ねてきた知識の上に最終学年での総合医学教育が加わって、全員が自信を持って医師国家試験に臨むことができます。また、担当教員が学生一人ひとりに対して、学習への取り組みや卒業後の進路などの全般的な指導と助言を行い、充実した学生生活を送ることができるよう、随時指導も行っていきます。　6学年は、もう間もなく医師として社会に貢献するという認識を新たにする1年でもあります。自分に起きたできごとを振り返りながら、医師としても人間としても常に成長を意識することの重要性を身に付けます。総合医学教育６年間の総仕上げ 充実した臨床研修へ