当センターの特徴

男性不妊

不妊症カップルの50%弱は男性不妊が要因

不妊の研究がなされる前は、「妊娠できない理由は女性側にある」といった風潮が強くありましたが、実際は不妊症カップルの50%弱は男性側の要因でもたらされています。
男性不妊症の基本的検査は、問診・診察、精液検査、内分泌検査、超音波検査、染色体・遺伝子検査などです。これらの男性側の検査結果と女性側の状態を考慮し、より望ましい治療計画を立てていくことになります。

治療について

不妊を主訴に受診される男性の約2割は無精子症(射出精液中に精子が認められない)とされています。現在、手術用顕微鏡を使用して精子をつくっている可能性の高い、白く太い精細管を探す顕微鏡下精巣内精子回収法micro dissection-testicular sperm extraction(MD-TESE)などにより、無精子症の方でも精巣内より精子を採取できる可能性があります。質の良い精子が認められれば、卵細胞質内精子注入法intracytoplasmic sperm injection(ICSI)を用いて授精・妊娠を目指すことができます。
仕事を持つことが多い男性が、女性よりも先に病院を受診することは少ないと思われます。しかし、カップルでの協力なしには解決できない問題でもありますので、男性側も積極的な精査、加療が必要です。
日々進歩する不妊症治療技術を皆様のお役に立てられるように、我々も日々努力し診療にあたらせていただきますのでご相談ください。

我々が行っている治療

  • 顕微鏡下精巣内精子回収法micro dissection-testicular sperm extraction(MD-TESE)
  • 卵細胞室内精子注入法[顕微授精] intracytoplasmic sperm injection(ICSI)など