診療科・部門等一覧

胆道・膵臓病センター

最終確認日:2022年7月1日
ご挨拶

当センターは、膵臓がん・胆道がんを中心とした悪性疾患や、胆嚢結石 (胆石) や急性胆嚢炎・胆管炎などの良性疾患に対して、院内関係部署および地域医療機関との連携を図りながら、先進的医療を安全かつ統合的に提供することを目的として設立されました。 “病気を診(み)るのではなく、人を診(み)る” をスローガンにしており、胆道・膵臓の病気に対する直接的な治療だけでなく、糖尿病管理や手術前後の運動療法・栄養管理などの全身サポートも行っています。

 

膵臓がんや、胆道がん (胆管がん・胆のうがん・十二指腸乳頭部がん) は診断・治療が大変難しいと言われています。進行が速い上に、一般的な健康診断では発見できないことも多いので、発見時にはすでに高度進行状態となってしまいます。また膵臓や胆道の手術は消化器外科領域の手術の中でも難しいとされており、この分野における高い専門性と熟練が必要です。当センターでは消化器内科と放射線診断・IVR 科が中心となって速やかに病気を診断し、消化器内科・消化器外科・腫瘍内科・放射線治療科で総合的に治療方針を検討します。胆道がんや膵臓がんに対する実際の診療は、診断から始まり、手術と化学療法 (抗がん剤) を一連の治療で行っていくことが多いので消化器内科、消化器外科、腫瘍内科が密な連携を行っています。また、手術や化学療法だけでなく、放射線治療、血管内治療、緩和医療にも対応します。病気や病状によっては新規の治療や新規薬剤の治験なども受けて頂ける可能性があります。

 

膵臓がんにおいては、糖尿病や慢性膵炎、膵癌の家族歴などが膵臓がんにかかりやすい危険因子と言われており、特にそういった危険因子のある方に対して定期検査を行うことで膵臓がんを早期発見する近隣医療施設との連携(膵癌早期発見コンソーシアム)も行っています。

 

胆石、総胆管結石や膵炎などの良性疾患に対しても、消化器内科と消化器外科が中心となって、安全で速やかな診断・治療を行います。胆石は急性胆嚢炎、総胆管結石、急性胆管炎、急性膵炎の原因になりますが、特に急性胆管炎や急性膵炎は短時間のうちに重症化することがあり、早期に診断して速やかに治療を行わなければ重篤な状態にもなり得ます。当センターでは、このような良性疾患に対してもしっかりとした質の高い医療を行います。

 

施設認定
日本肝胆膵外科学会 高度技能修練施設
日本膵臓学会 指導施設
日本胆道学会 指導施設
日本消化器病学会 認定施設
日本消化器内視鏡学会 指導施設
日本臨床腫瘍学会 認定研修施設
がん治療認定医 認定研修施設
がんゲノム拠点病院
日本糖尿病学会 認定教育施設Ⅰ
日本内分泌学会 認定教育施設


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新着情報

2022年6

腫瘍内科 梅本久美子先生がしばらく休職いたします。梅本先生の休職中は、腫瘍内科 伊澤直樹が副センター長代理を務めます。みなさまにご迷惑をおかけします。

2022年6

消化器・一般外科 梅澤早織先生の論文「Low preoperative psoas muscle mass index is a risk factor for distal cholangiocarcinoma recurrence after pancreatoduodenectomy:a retrospective analysis」が、“World Journal of Surgical Oncology”に掲載されました。

2022年6 腫瘍内科 梅本久美子先生の論文「The molecular landscape of pancreatobiliary cancers for novel targeted therapies from real-world genomic profiling」が、“Journal of the National Cancer Institute”に掲載されました。
2022年6 消化器肝臓内科 中原一有先生の論文「Technique of straightening the guidewire using a balloon catheter for successful endoscopic transpapillary gallbladder stenting」が、”VideoGIE”に掲載されました。
2022年6 消化器肝臓内科 中原一有先生の論文「Double-guidewire technique for endoscopic transpapillary gallbladder stenting」が、” Japan Hepatobiliary Pancreat science”に掲載されました。
2022年6

消化器肝臓内科 中原一有先生の論文「Incidence and management of cystic duct perforation during endoscopic transpapillary gallbladder drainage for acute cholecystitis」が、”Digestive Endoscopy”に掲載されました。

2022年4

消化器内科に新主任教授 立石敬介先生が着任しました。

2022年4 病理診断科に分子病理学教授 大池信之先生が着任しました。
2022年4

消化器・一般外科 梅澤早織先生の論文「EUS-FNAで術前に確定診断できたTS1の多形細胞型退形成癌の1例」が、雑誌“膵臓”に掲載されました。

 

 

扱っている病気

胆道と膵臓の全ての病気を扱います。下記は、その代表的な病気です。

 

 

 

膵癌早期発見コンソーシアム

Consortium of Miarianna for Early Detection of Pancreatic cancer (CMED-PC)

コンソーシアム(Consortium)とは、2つ以上の個人や団体などで構成され、共同で何らかの目的に沿った活動を行ったり、共通の目標に向かって結成される組織を意味する言葉です。当センターでは膵臓がんの根治(完全に治ること)を目的に、膵臓がんの早期発見に努めています。

 

難治性がんのひとつである膵臓がんでも、早期発見し、適切な治療を行えれば、根治できることも少なくありません。10mm未満の大きさで発見された膵臓がんの5年生存率(5年間生存していた方の割合)は80.4%と報告されています(Egawa, et al. Pancreas: 2012)。膵臓がんを効率よく早期発見するためには、膵臓がんの危険因子(リスク因子)をもつ方々に定期的な検査を受けていただくことが必要です。下記(図)の条件がある60歳以上の方々は、半年に1度の血液検査(CA19-9、アミラーゼ、血糖およびHbA1c)と、腹部超音波検査を受けていただくことをお勧めします。

特に糖尿病と膵臓がんは密接に関連しています。糖尿病患者様は糖尿病のない方と比べ、膵臓がんになるリスクが1.94倍であるといわれています。さらに糖尿病患者様のうち、糖尿病の家族歴がなく、高齢(65歳以上)、または体重減少(2.0kg以上)、または非肥満(BMI <25kg/m2)のいずれかが当てはまる場合、膵臓がんを伴っている可能性が高いと報告されています(Lee JH et al. J Clin Gastroenterol 2012)。特に,糖尿病の新規発症や急激な悪化時に膵臓がんが発見されることがあります。一方で、糖尿病を契機に診断された膵臓がん患者様は症状を契機に診断された方より生存期間が2倍以上に延長していたことも報告されています(Takikawa T et al. Tohoku Jexp. Med 2020)

以上から糖尿病の新規発症の方、意図しない急激な悪化を認めた方、糖尿病の家族歴がなく、高齢、体重減少を伴う、非肥満の方など、ご心配な方は当センターにご相談ください。

 

近隣の医療施設におかかりの方は、当センターに紹介状をいただければ速やかに検査をいたします。糖尿病患者様は代謝・内分泌内科が,それ以外の方は消化器・一般外科、消化器・肝臓内科が対応致します。

 

近隣の医療施設の先生方へ

超音波やCTなどの画像検査設備がないご施設や、わずかでも膵臓がんを疑う所見がある場合には、患者様をご紹介ください。速やかに検査を施行し、ご返信いたします。貴施設への定期的通院を続けながら、半年に1度の検査のご希望も承ります。

 

 

肺癌のリスク因子(膵癌診療ガイドラインより一部抜粋)

 

各部門の紹介

1. 消化器外科

胆道がんや膵臓がんの手術治療、胆石症など良性疾患の外科治療を担当します。

肝内胆管がんでは肝切除、胆嚢がんや肝門部領域胆管がんでは腫瘍の場所・広がりと、肝臓の予備能力に応じて肝臓の切除を伴う胆道切除が必要になります。膵臓がんではがんの発生部位に応じて膵頭十二指腸切除術、膵体尾部切除術、場合によっては膵全摘術が必要になります。

膵頭部癌、IPMN、遠位胆管癌、十二指腸乳頭部癌などの膵頭十二指腸領域の疾患に対して適応となる膵頭十二指腸切除 (以下、PD) は侵襲の大きな術式であり、一般的には術後入院期間は3-6週間、術後合併症の発生率は40-60%と言われています。当院では手術手技の工夫や周術期管理の徹底によって全国平均よりも良好な成績を長期間維持できています。PDにおける術後合併症の中で、特に膵液瘻は患者様と外科医を苦しめる合併症です。膵液瘻は腹腔内出血の原因となり、致命的になり得る合併症ですが、一般的には10-20%と高い発生率です。当院では膵断端と空腸の吻合(膵消化管吻合)において、Blumgart吻合を改良したCOMpressed Pancreatic Stump (COMPAS)吻合を開発し、重篤な膵液瘻の発生を3.2%に抑えることができています(Kobayashi S, Otsubo T, et al. Journal of Gastrointestinal Surgery 2021;25:1082–1086.1)

消化器外科図1

また、ERASⓇの概念を用いた周術期管理を徹底し、手術手技における工夫を行うことで術後の入院期間中央値は17日となっています(Kobayashi S, Otsubo T, et al. Journal of Hepato-Biliary-Pancreatic Sciences, 2018;25:231-239.)。また、当院では過不足のない郭清手術手技と、腫瘍内科による術後の補助化学療法 (抗がん剤) によって膵頭部癌の術後5年生存率が40.3%になっています(Kobayashi S, Otsubo T, et al. World J Surg 2021;45:857–864. 2)

消化器外科図22

センター長;消化器・一般外科 小林慎二郎
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2. 消化器内科

胆道がんや膵臓がんなどの悪性腫瘍や、胆石症や膵のう胞性腫瘍などの良性疾患に対する診断や治療、特に内視鏡を用いた専門性の高い治療を担当します。
近年、胆道病や膵臓病に対する内視鏡を用いた診断や治療の進歩は目覚ましく、当科でも積極的に最先端の医療を導入し、高い技術を持った胆道病や膵臓病を専門に行うスペシャリストのチームが患者さんを担当させて頂きます。
診断においては、超音波内視鏡を用いた画像診断や組織診断が可能となっており、当科では組織診断を行う際には、病理技師も検査に同席し、適切な検査が行えたかをその場で評価するrapid on-site cytologic evaluation (ROSE) というシステムを導入しています。このシステムでは、1 回の検査でなるべく正確な診断を行い、患者さんの負担が減るよう心掛けています。
内視鏡治療においては、患者さんにとって最適な治療を行うことはもちろん、最先端の治療を導入することで、なるべく患者さんの生活の質を落とさず、侵襲の少ない治療法をご提案させて頂いております。具体的には、胃の手術後の患者さんに対する内視鏡治療は困難な場合が多く、体外に管がでてしまう治療となることが多いですが、当科では特殊なバルーン内視鏡を用い、胃の手術後の患者さんでも高確率に体外に管がでない治療が可能となっています。
また、高齢や持病をお持ちで手術が難しい急性胆のう炎の患者さんに対しては、当院で独自に開発した胆嚢専用ステントを用いて、体外に管の出ない侵襲の少ない治療も行っております。その他にも、急性膵炎後の膵壊死に対するネクロゼクトミーにおいては、日本では特別な
研修を受けた医師のみが使用できるステントを用いた低侵襲な内視鏡治療が可能です。
日々、最良の医療を探求し、患者さんお一人お一人に合わせた最適な診断や治療を患者さんと相談させて頂きながら一緒に行っていきたいと考えております。

副センター長;消化器内科 中原一有
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3. 腫瘍内科

胆道がんと膵臓がんに対する薬物療法を担当します。当科では、抗がん剤治療(化学療法)のスペシャリストである腫瘍内科医が、患者さんに適した治療を行います。具体的には、切除できる場合に行う術前または術後の抗がん剤治療、切除できない場合に行う抗がん剤治療、または必要に応じて化学放射線療法を行います。胆道がんと膵がんにおいて、切除できる場合には、再発を予防する目的で術前または術後に補助的な抗がん剤治療を行うことがあります。また、切除できない場合には、手術や放射線単独療法は期待できないため、適切な抗がん剤を行うことにより延命を目指します。
世の中には治療に関する様々な情報が飛び交っており、治療選択に迷われることもあるかと思います。当科では、胆道がんと膵臓がんに対する「標準治療」をまず提案します。「標準治療」とは、過去から現在までに世界中で行われてきた臨床研究の結果、現時点で最善と考えられている治療のことです。しかし、最善の治療とは、科学的な根拠に基づく治療方針はもちろんの事、診療経験に基づいた個別の臨床判断や、患者さん自身の意向を考慮したものである
べきと考えています。患者さんにとってベストな治療を選択できるように、または、患者さんの生活をできるだけ維持しながら治療が続けられるように、我々は当センターの他の診療科とチームを組み、連携して知恵を絞ります。診察時には、ご自身の病気や症状に対する心配だけでなく、療養に関する希望についてもよくお聞かせください。

副センター長;腫瘍内科 梅本久美子
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4. 放射線診断・IVR 科

放射線診断・IVR 科では臨床各科の依頼で撮影されたX 線レントゲン画像やCT、MRI 画像の解析を行い、病気の有無やどのような病気なのか、病気の広がり等の診断を行っています。また、2022 年度に開院予定の新病院ではPET-CT の導入が予定されています。IVR は画像で体の中を見ながらカテーテル等の器具を用いて行う低侵襲治療です。胆道・膵臓領域では中心静脈カテーテル挿入、中心静脈リザーバー留置、経皮的ドレナージ術等を行い、がん治療や緩和医療の一翼を担っています。患者様に直接お会いする機会は少ないですが、臨床各科の医師をはじめとした他職種と定期的にカンファレンスを行い診断・治療にあたっています。

放射線診断・IVR科 森本毅
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5. 放射線治療科

胆道がん、膵臓がんに対する放射線治療を担当します。膵臓がんでは、肝臓などの他の臓器への転移はないものの、がんが膵臓周囲の大きな血管を巻き込んでいる場合には化学療法 (抗がん剤) と放射線治療を併用して行う化学放射線療法を行うことがあります。胆道がんではがんが手術だけでは取り切れないような場合には、手術後の化学放射線療法を行うことがあります。
手術治療が困難な場合で、お腹や背中に痛みなどの症状がある場合には、症状の緩和を目的に放射線治療または化学放射線療法を行うことがあります。
また、脳にがんの転移が発生した場合、少数個であれば、がんにピンポイントに放射線を当てる定位放射線治療を行います。転移巣にピンポイントに放射線を当てるので、放射線治療によって起こり得る認知症のリスクを下げることができます。多数個であれば、脳全体に放射線を当てる全脳照射を行うことが多いです。これにより、脳転移によって起こる脳神経症状や頭蓋内圧亢進症状である頭痛・吐き気などを改善し、生活を維持ないし改善することができます。
がんが骨に転移すると痛みを引き起こすことがありますが、痛みを伴う骨転移に対して放射線治療をすることで、短い治療期間で、痛みの改善や消失を期待できます。骨転移によるQuality of Life (QOL) の低下を防ぐという点でも意義の大きい治療と言えます。

放射線治療科 小林真梨子
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6. 病理診断科

病理診断科は術前・術後診断を担当します。胆道疾患では胆汁細胞診と胆道粘膜生検に対し、良悪性の判定を行い、膵疾患では膵液細胞診や穿刺吸引検体の細胞診および組織診断を行います。膵腫瘍に対する穿刺吸引検体の採取時には、rapid on-site cytologic evaluation (ROSE) を導入し、検査精度の向上に努めています。

病理診断科 小池淳樹

 

7. 代謝内科

術前・術後、化学療法中の血糖管理、糖尿病患者様における胆道・膵臓病のスクリーニング,神経内分泌腫瘍の診断、内科治療を担当します。
糖尿病と膵臓病、特に膵臓がんは密接に関連しています。膵臓がんの60~81%に糖尿病が合併するといわれ、糖尿病の方は糖尿病のない方と比べて膵臓がんになるリスクが1.94 倍であるといわれています。また、糖尿病の方の最も多い死因は悪性新生物 (がん) であり,死因の38.3%を占めると報告されています。中でも膵臓がんは死因の5.7%を占め、肺がん、肝がんに次いで、がんの中で3 番目に多い死因です。よって、糖尿病の方には膵臓病、特に膵臓がんが隠れていないかを常に意識しながら診療にあたっております。
胆道がん・膵臓がんに対する外科治療は比較的大きな手術になります。手術の時に適切な血糖管理がされていないと、術後の感染症や傷の治癒の遅れのリスクが上がります。また、化学療法 (抗がん剤) の一部には吐き気止めとして、ステロイドを併用することがあり、それにより著しく血糖が上昇することがあります。さらに、化学療法による嘔気や倦怠感から食事の摂取が難しい時には細やかな薬の調整が必要です。
治療のために膵臓を切除した場合、血糖管理が悪化することがあります。特に膵臓を全部摘出した場合、インスリンを患者さん自身で皮下注射する治療が必須であり、専門的な管理が必要になります。当科は術前から術後,、そして終末期まで、状況に合わせたベストな血糖管理を患者様と一緒に目指します。
また、神経内分泌腫瘍 (NEN) の診断、内科治療も当科の専門分野です。NEN は膵臓や消化管・肺等の内分泌細胞に由来する腫瘍で、10 万人に5 人の希少ながんです。特に内分泌細胞からホルモンが過剰に分泌され、それによりさまざまな症状(高血糖、低血糖、消化性潰瘍、下痢など)を認めている場合、専門的な対応が必要です。時には遺伝性疾患を疑う場合もあります。当科はNEN に対する最適な医療を提供するための重要な役割の一端を担っています。

代謝・内分泌内科 中村祐太
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8. リハビリテーション科

「サルコペニア」「フレイル」といった言葉をご存知でしょうか。細かい違いはあるものの、どちらも筋肉量が減少し身体機能が低下した状態を指します。病気になったり歳をとったりするとどうしても筋肉量は減りがちです。筋肉量が多い人の方が手術合併症も少なく、化学療法も続けやすいと言われておりますので、リハビリテーション科では患者様の体調や検査所見に応じた最適な運動のタイプや量を設定し、患者様のサポートをさせていただいております。

リハビリテーション科 佐々木信幸
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9. 栄養部

管理栄養士は患者様の栄養状態にあわせた栄養管理を行っていきます。手術を受けられる患者様においては、退院前に術後の状態にあわせた食事のとり方について、化学療法を受けられる患者様においては、適切な栄養補給方法および副作用時の対処方法など、医師の指示のもと栄養食事指導を行います。栄養、食事について気になることがありましたら、担当医師、管理栄養士にご相談ください。

 

10. 薬剤部

薬剤師は患者様に安心して治療を受けていただけるよう、薬学的観点からサポートを行っていきます。周術期においてはアレルギー歴や副作用歴などの基本情報や服薬状況の確認を行います。化学療法を受けられる方には、お薬の内容や治療スケジュール、副作用の予防や対応方法などの説明を行います。お薬について気になることがありましたら遠慮なくご相談ください。

 

 

外来担当表
曜日 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
消化器一般外科 小林
消化器・肝臓内科 路川
(午前)
中原
(午前)
中原
(午前)
路川
(第1、第3)

上記の曜日や受診診療科に関わらず同様の対応をしますので、曜日に関係なく受診してください。
緊急であれば、いつでも迅速に対応します。

 

持参用紹介状
 ●胆道・膵臓病センター宛 持参用紹介状
 ●膵癌早期発見コンソーシアム 持参用紹介状

 

FAX用紹介状
 ●胆道・膵臓病センター宛 FAX用紹介状
 ●膵癌早期発見コンソーシアム FAX用紹介状

 

上記にある紹介状を印刷し、ご利用いただけます。
貴施設での既存の紹介状でも結構です。

 

 

現在行っている臨床試験・治験

 (2022/1/1 現在)

・SCRUM-Japan 疾患レジストリを活用した新薬承認審査時の治験対照群データ作成のための前向き多施設共同研究(SCRUM-Japan Registry)
・膵癌患者における血液循環腫瘍DNA のゲノム・エピゲノム統合解析 COSMOS-PC-01
・膵・消化管および肺・気管支・胸腺神経内分泌腫瘍の患者悉皆登録研究(NET Registry)
・消化管・膵原発の切除不能進行・再発神経内分泌腫瘍に対するエベロリムス単剤療法とエベロリムス+ランレオチド併用療法のランダム化第III 相試験 (JCOG1901)
・MSI-High 肝胆膵領域癌に対する観察研究
・肝胆膵疾患を対象としたヒトiPS 細胞を用いた病態解明に関する研究
・がんの日常診療におけるePRO による症状モニタリングの有用性の評価および、有害事象とQoL の実態に関するレジストリ研究
・MiROHA オンライン診療システムを用いた治験の実装を評価する研究
詳細は腫瘍内科の臨床試験・治験へ 

上記の臨床研究・治験以外にも各科において随時臨床研究を行っています。
詳細は各科にお問い合わせください。

 

患者様から得られた臨床データの解析・学術的利用について

それぞれの病気の診断や治療は、長い期間をかけて進歩・発展してきて現在の方法になっています。また、より効果的で安全な治療を患者さんにお届けするためには、これからも医療の進歩・発展は重要なことです。このような診断や治療の方法の進歩・発展のためには多くの研究が必要であり、これを「臨床研究」と言います。臨床研究は患者さんを始めとした多くの方々のご理解とご協力によって成り立つものです。臨床研究にはいろいろな種類があり、すべての臨床研究は本学生命倫理委員会の承認の上、学長の許可を得て行います。
「後ろ向き観察研究」という研究は、今のあなたの病気の状態からみた標準的な治療を行い、その治療前、治療中あるいは治療後のあなたの身体所見や検査結果などをデータとして集計し、分析することによって病気の原因の解明やよりよい治療方法の開発に役立てようとするものです。対象となる患者さんに新たな検査や費用のご負担をお願いするものではありません。また、患者様個人が特定されるような情報は厳重に保護され、外部に出されることはありません。個人の特定ができない条件で検査データ等を閲覧し統計解析します。また、あなたのご協力によって得られた研究の成果は提供者本人やその家族の氏名などが明らかにならないようにしたうえで、学会や学術雑誌及びデータベース上等で発表されることがあります。一度同意をしていただいた後、同意を撤回することも自由です。但し、学会や学術論文で公表されたデータの修正・削除はできません。

 

お問い合わせ

聖マリアンナ医科大学 消化器・一般外科
住所:〒216-8511 神奈川県川崎市宮前区菅生2-16-1
電話番号:044-977-8111(代表)