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肝疾患医療センター

最終確認日:2019/5/8
ご挨拶

 平成191月に定められた「都道府県における肝炎検査後肝疾患診療体制に関するガイドライン」の中で、かかりつけ医、肝疾患に関する専門医療機関、高度医療を担う肝疾患診療連携拠点病院のあり方が明示されました。これを受けて聖マリアンナ医科大学病院も神奈川県内の肝疾患連携拠点病院のひとつとして委託されました。そして、この役割を果たすべく当院にも肝疾患医療センターが設置されることとなりました。
 ウィルス性肝炎を初めとした慢性肝疾患においては、長期にわたる継続した治療が必要となることはよく知られていますが、肝疾患診療は日進月歩の変貌を続けております。このため、同じ医療を漫然と継続することが必ずしも最良の結果を導くとは言えません。診療内容の変化に応じ、その時点で最良と考えられる治療を提供することが必要なのです。このためにはかかりつけ医の先生方から肝疾患専門医療機関との連携を充実させることに加え、患者さんやご家族に向けた様々な情報提供や相談支援を通じたサポート体制を充実させる必要があります。
 当院ではこれまでも肝疾患診療に加え、服薬指導、栄養指導、医療福祉相談、市民公開講座などを通じてより良い医療の提供に心がけてきました。肝疾患医療センターは、消化器・肝臓内科、消化器・一般外科を中心とする医師に加え、看護師、ソーシャルワーカー、栄養士、薬剤師、事務担当者など院内の様々な部署からの人材により構成されています。今後も地域の医療機関との連携まで含めて統合された肝疾患診療を提供できるよう、多職種が協力して邁進する所存ですので、ご支援ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。


業務の案内

肝炎の診断と治療、および最新治療の情報提供

肝炎の診断と治療は主として外来(消化器・肝臓内科)診療においてなされています。
必要に応じ、肝臓に針を刺して組織を採取する肝生検検査を行います。この検査は安全性を最優先に考え、入院の上超音波ガイド下にて施行しています。
国内外の学会に参加し、今後予定されている最新の治療情報を提供します。

受付方法

肝疾患外来:月曜から金曜の肝疾患外来(消化器・肝臓内科)を受診ください。
初診で各医師宛ての紹介状がない場合は、消化器・肝臓内科初診担当医が対応いたします。

受付時間

外来受付は午前830分~1100分(初診外来も同様です)

担当科

消化器・肝臓内科


■肝がんの治療

進行度と全身状態・肝予備能を考慮し、最適な治療方針を検討したうえで以下の各種治療法を集学的に行なっています。 *[]内は2018年の実績を示しています

1.肝切除(消化器・一般外科)[28]
2.ラジオ波焼灼術(消化器・肝臓内科)[21]
3.肝動脈塞栓療法などのカテーテルを用いた治療(放射線科)[79]
4.分子標的治療薬などによる全身化学療法(消化器・肝臓内科、消化器・一般外科・腫瘍内科)
5.定位放射線治療(放射線科)

■担当科

消化器・一般外科、消化器・肝臓内科、放射線科、腫瘍内科


■胃食道静脈瘤の治療

血行動態を十分に評価した後に最適な治療方針を検討したうえで、以下の治療を行なっています。
1:
内視鏡的硬化療法
2:
内視鏡的食道静脈瘤結紮術
3:
バルーン下逆行性経静脈的塞栓術(放射線科と協力)
4:
経皮経肝静脈瘤塞栓術(放射線科と協力)
治療に際しては入院が必要です。

■担当科

消化器・肝臓内科


■教育・研修

患者さんをはじめ、一般の方々への肝疾患の正しい知識を提供する講演会や、医療従事者を対象とした研修会(肝疾患コーディネーターセミナー)、診療の連携を目的とした講演会を随時開催しています。

■研修会等

随時開催の案内をいたします。

■研究の紹介

消化器・肝臓内科、消化器・一般外科のホームページをご参照ください