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麻酔科トピックス

痛みに対する神経ブロック療法

 神経ブロックは、脳や脊髄から出てきた神経や神経に向かってブロック針を刺入し、直接またはその近傍に局所麻酔薬または神経破壊薬を注入して、神経の伝達機能を一時的または永久的に遮断する方法です。痛みがある患者さんは、痛みを起こす可能性のある信号が脊髄に入力すると交感神経と運動神経を緊張して、痛みが痛みをさらに増強する危険性があります。神経ブロックは神経の伝達機能を遮断することにより、痛みの悪循環を断ち切る意味があります。
 当科で行っている神経ブロックは、硬膜外ブロック、星状神経節ブロック、三叉神経ブロック、神経根ブロック、クモ膜下脊髄神経ブロック、交感神経節ブロックなどを行っています。安全、確実の神経ブロックを行うために、超音波装置やレントゲン透視装置の補助装置を使うこともあります。血液をかたまりにくくなる薬を飲んでいる患者さんは神経ブロックを行えません。神経ブロック療法を希望される患者さんは、受診時にお薬手帳のご持参をお願いします。


ペインクリニック(痛みの診察室)

 ペインクリニックを昭和58年に設立し痛みの患者さんの診療を行っています。患者数の増加に伴い平成23年に麻酔科診察室の改修工事を行い、現在の病院本館3階で診療を行っています。当院は、日本ペインクリニック学会指定研修施設(認定番号 ;第1990047号)、 日本緩和医療学会認定研修施設(認定番号 ;第20092094号)としても認定されています。ペインクリニックでは、慢性痛患者さんに対し、神経ブロック療法、薬物療法などを行っています。
 当科への受診は迅速な診断、治療を行うため、現在かかりつけの医師の医療情報提供書が原則必要となります。現在のかかりつけの先生とご相談しての受診をお願いします。痛みセンターとして、整形外科、皮膚科、神経精神科、脳神経内科等の各診療科、看護部、薬剤部、栄養部やリハビリテーション部、メディカルサポートセンター等の各部門との連携し、慢性痛患者さんへのチーム医療を継続しています。