本施設のご紹介

多職種連携部門

1)年間計画

時期 4月から6月 7月から9月 10月から12月 1月から3月
活動
内容
新入職者パートナーシップ研修 多職種リーダー養成ワークショップ オールマリアンナ・ナレッジフェア 活動報告書作成
次年度準備
問題解決技法研修「働き続ける職場づくり」 6月から3月 ひと月に半日のワーク

 コミュニケーション能力やチーム連携の方策など、卒後継続教育としてI・P・W(Inter Professional work)を推進する研修を企画しています。
平成24年度から多職種が現場で問題解決していくための技法を学んでいます。この研修は自らが実態調査から改善策の計画・実行・検証まで行います。今後職場内の問題解決リーダーとしての役割を発揮してくれることでしょう!!

2)マリアンナ・メディカルスタッフ・パートナーショプ研修

年間を通してさまざまなパートナーシップ研修・ワークショプを企画・立案し、実施しています

*新入職者研修:4病院とブレストクリニックの新入職者を対象に行います。 

*オールマリアンナ・ナレッジフェア:ナレッジとは実践の知・知恵という意味です。各職場の相互理解を深め、交流することを目的に開催しています。
平成24年度で第3回目を迎えました。ポスターによる活動報告と広報、口演・実演による日頃の知恵や実践報告、問題解決ワークショプなどを企画・実施しています。実践コミュニティの輪がここから広がっています。

ポスター展 毎年大学病院・関連病院から35件から40件の応募があります。患者さん・職員の投票により優秀な作品は表彰されます
 


(左)A3サイズにまとめて表現、多職種チーム・部署単位で応募する (右上)外来へも掲示 (右下)じっくり内容を観る

実践報告会 
救急蘇生チームによる実演、面接のロールプレーなど嗜好を凝らしたものからチーム連携の報告など6~8題の発表があります。

平成23年度実績報告会(口演・実演)テーマ

1 パートナーシップ推進チーム 活動報告、メンバー紹介
2 西部病院看護部・栄養部
NST
ディスポ栄養バックでの経腸栄養剤集中調整
3 治験管理室 治験コーディネーターって何
4 CE部FCCS 集中治療と臨床工学技師
5 看護部ER-CORE あなたもできる救急蘇生 
6 薬剤部 外来抗がん剤治療に関わる薬剤師の役割
7 外来 チームで守ります腎臓
8 NICU VTRを使って、親と子の絆を深めるために
9 生殖医療センターチーム 生殖医療とは、生殖医療センター業務の実際
、チーム活動
10 東横病院脳卒中センター チーム医療のはじめの一歩
-下っ端医師と下っ端看護師の奮闘-

 


優秀賞表彰

ワークショップ 
情報工房の山浦晴男先生をお迎えし、「患者満足を高めるには」のテーマで多くの職種が知恵を出し合いました。KJ法による対策の島づくりのあと、参加者100名全員で重要度の投票を行い、重要対策を共有しました。
 


(左)山浦晴男先生 (右)全員で投票する

重要度の投票結果

地図記号 得  点 項  目  名
180 多職種協働による医療の提供
154 患者さんを尊重する姿勢
79 スタッフ間での患者情報の共有
72 スタッフが笑顔で働ける健康管理
57 患者さんへの病院内での親切な対応
48 プロとしてのアセスメント能力の育成強化
45 スタッフがゆとりを持って働ける環境づくり
42 自己学習とコミュニケーション力の向上
39 病院内での患者さんのアメニティーの向上
39 患者さんへの笑顔の対応
38 事故のない医療をめざした学習
37 患者の話しを良く聴く

各自の持ち点を投票した結果、他職種協働による医療の提供について実践を強化することになりました。

*リーダー養成研修:
多職種によるリーダー養成ワークショップ研修です。次期を担う中堅の管理者や昇格者が中心に参加しています。平成21年から4回開催し、聖マリアンナ医科大学法人関連4病院・クリニックから100名が参加しました。職種内訳は以下のようです。

職  種 第1回 第2回 第3回 第4回
医師 4 2 2 5 14
看護師 9 4 8 8 32
臨床検査技師 3 3 1 0 11
薬剤師 2 2 4 1 7
放射線技師 2 2 3 1 7
理学・作業療法士 1 1 0 3 3
臨床工学技師 1 1 0 0 4
管理栄養士など 1 1 0 1 4
社会福祉士など 0 0 0 1 0
医事・事務系 4 4 5 5 14
システム技師 1 1 1 0 4
28 21 26 25 100