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乳がん検診について

乳がん検診Q&A ~これから検査を受けられる方へ~

マンモグラフィとは・・・

マンモグラフィとは乳房専用のレントゲン検査です。
乳腺は白く、脂肪は黒っぽく写ります。
しこりや石灰化(せっかいか)の粒を画像で発見できるのがマンモグラフィの特徴です。
しこりは基本的に白く写りますが乳腺と区別がつかず、写らないこともありますが、石灰化は手に触れることのできない小さな白い点で写ります(0.1mm以下の小さなものもあります)。石灰化は形状・分布・密度などを見て良性か悪性の疑いがあるかを分類していきます。

検査方法

乳房を片方ずつできるだけ薄く引き伸ばした状態で、撮影用の板で固定して撮影を行います。
上下方向と斜め方向から左右2枚ずつ合計4枚撮影します。
検査時間は全部でおよそ10分程度ですが、実際に板で圧迫されている時間は1枚につき10秒程度です。

撮影にあたっての注意点

マンモグラフィの撮影範囲は脇の下から乳房全体です。その範囲には制汗剤やボディパウダー(ラメが入っているものなど)はつけないようにしてください。
画像上、病気と間違われてしまう可能性があります。

痛いって聞きますが・・・

立体的で厚みのある乳房をそのまま撮影すると、乳腺や脂肪などが重なってしまい、病変があっても写らなくなることがあります。
また乳房の厚みが薄くなるほど、被ばくの量が少なくなるという効果もあります。他にもたくさんのメリットがあるため、どうしても必要最低限の力をかけて圧迫をしなければなりません。診断に必要な画像を得るために、ご協力ください。

痛みを少なくしたい

緊張して体を硬くしていると、痛みが増すことがあります。できるだけ体の力を抜いてリラックスして頂くと、痛みを和らげることができます。
また、月経前はホルモンの関係で乳房が張り、圧迫すると痛むことがあります。乳房の張りが少ない月経開始3~5日目以降に受診すると良いでしょう。
痛みの感じ方は、人によっても体調によってもさまざまです。我慢できない強い痛みを感じた場合は、無理をせず担当の技師に申し出て下さい。

被ばくについて

マンモグラフィは乳房だけの部分的なもので、骨髄などへの影響は無く、白血病などの発生の危険はありません。1回の撮影で受ける放射線の量は、約1~3ミリグレイであり、これは東京からニューヨークへ飛行機で行くときに浴びる自然放射線の量とほぼ同じです。
ですからマンモグラフィによる危険性はほとんどないと言って良いでしょう。
それよりも、撮影によって早期にがんの発見ができることのメリットのほうがはるかに大きいのです。
ただし、妊娠中の方(その可能性のある方)は事前にお申し出ください。胎児は放射線感受性が高いため、被ばくの無い超音波検査などに変更したほうが良いことがあります。

自己検診の方法について

マンモグラフィによる乳がん検診と同様に、自分で触ってしこりをさがす自己検診も大切です。

自己検診を毎月の習慣にしましょう。


(画像クリックで拡大します。)

「何か違う」「しこりに触れた」など気になるところがありましたら、すぐに診察を受けてください。

川崎市立多摩病院

健康診断部、画像診断部

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