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診療内容

 神経内科は「脳神経内科」ともいわれます。脳梗塞や脳出血などの脳血管障害、パーキンソン病や脊髄小脳変性症などの変性疾患、多発性硬化症や重症筋無力症、ギラン・バレー症候群などの神経免疫疾患、アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症などの認知症関連疾患、脳炎や髄膜炎などの神経感染症、頭痛やてんかんなどの機能性疾患、その他筋萎縮性側索硬化症や筋ジストロフィー、不随意運動など、緊急疾患から慢性疾患まで幅広い疾患を対象としています。また、意識障害や嚥下障害、ボツリヌス療法なども対象となります。当院では神経内科専門医のほか、脳卒中学会専門医、頭痛専門医、老年医学専門医および総合内科専門医の資格を有するスタッフが常在しており、幅広くかつ専門性の高い診療を行っております。立地面からも、特に外来診療には力を入れています。

平成28年度診療実績

脳血管障害 78人
パーキンソン病、類縁疾患 36人
脊髄小脳変性症 10人
多発性硬化症・視神経脊髄炎 13人
重症筋無力症 8人
末梢神経障害(ギランバレー症候群含む) 15人
てんかん 15人
髄膜炎・脳炎 17人
認知症関連疾患 19人
筋萎縮性側索硬化症 2人
頭痛 5人
一過性全健忘 4人
筋炎 2人
低髄圧症候群 3人
内科疾患に伴う神経障害 6人
精神科疾患 4人
急性自律神経失調症 2人
嚥下精査 8人
神経疾患合併症(肺炎、尿路感染症など) 16人
特発性頭蓋内圧亢進症 2人
その他(BTXも含まれる) 85人

 

医療連携のご案内

 当院では核医学検査が行えません。そのため、必要があれば検査のために一度聖マリアンナ医科大学病院を受診して頂くことがございます。
 人工呼吸が必要となる重症患者や当院での診断・治療困難な場合には、聖マリアンナ医科大学病院に搬送になる可能性があることをご了承ください。
 不安定な精神疾患や重度な精神疾患を合併する神経疾患は、当院での入院対応は困難であることをご了承ください。

専門外来のご案内

ジストニア外来・運動障害外来

時間: ジストニア外来 月曜日 13時30分~
    運動障害外来   水曜日 13時30分~
担当:堀内正浩
扱っている疾患:眼瞼痙攣、片側顔面痙攣、痙性斜頸、書痙、音楽家のジストニア、脳卒中後の痙縮、振戦、パーキンソニズム
 

  1. ジストニア(dystonia)とは、異常な(dys)筋緊張(tonia)=筋緊張異常症のことを指します。ストレスや繰り返す運動、外傷、薬剤等が原因となって、脳が誤作動を起こして発症します。ジストニア外来では、眼瞼ジストニア(眼瞼痙攣)、頸部ジストニア(痙性斜頸)、手ジストニア(書痙、音楽家のジストニア)等に対して、内服加療やボツリヌス毒素注射を行います。
  2. 運動障害(movement disorder)外来では、振戦(ふるえ)、パーキンソニズムに加え、片側顔面痙攣(血管が顔面神経を圧迫するため痙攣が起こる)、脳卒中後の痙縮(手足のつっぱり)に対して、内服加療やボツリヌス毒素注射を行います。
  3. 2000年からボツリヌス毒素注射をしていて、本邦でも指折りの患者さんを経験しています。私見ですが、医者は料理人のようなものです。「誰よりも旨い料理を作りたい」と思わなければ、良い料理など作れません。また、「儲けよう」と思うと味が落ちるものです。

 当然ですが、美味いか不味いかはお客様が決めることです。私は患者さん一人一人の状態に合わせて、オリジナルに調理させて頂いています。私の治療を「美味い(上手い)」と思ってくれた患者さんはリピートしてくださっているようです。
 他病院で満足いかない患者さんは、是非当店の味を御賞味頂きたく思います。

 【平成27年度診療実績】

神経ブロック
(眼瞼痙攣、片側顔面痙攣、痙性斜頸又は下肢痙縮の治療目的でボツリヌス毒素を用いた場合)

延べ約1,000例

 

頭痛外来

時間:月曜日 14時~16時
担当:櫻井謙三

 頭痛で医療機関を受診したとき、「検査では異常がないから」「とりあえず痛み止めをのんで」と言われ、診断をはっきりと言われなかったことはありませんか?ずっと続く頭痛に対し、痛み止めをのみ続けてごまかしてはしていませんか?
 頭痛には、くも膜下出血や脳腫瘍など命に直結する病気が原因となる二次性頭痛と、片頭痛や緊張型頭痛など命には直結しない一次性頭痛があります。二次性頭痛の診断・除外は多くの病院で行っている一方、頭痛の9割以上を占める一次性頭痛の診断・治療をしっかりと行う医療機関はそう多くはありません。
 特に片頭痛は、発作時の治療はもちろん、予防薬や漢方薬を組み合わせることで発作頻度や程度を軽減させることができます。逆に、過度な鎮痛剤の使用は症状を悪化させることもあり、適切な診療が望ましい疾患です。
 一次性頭痛の代表格である片頭痛は現在約800万人いるといわれていますが、医療機関を受診したことがある人はごく一部で、多くの方が市販薬を使ったり、時に仕事や学校を休んだりと、「ごまかしながら」生活を送っています。また、日本人の3人に1人は慢性頭痛を患っているともいわれており、その多くの方が頭痛専門外来を受診できず、仕事や学業、日常生活に支障をきたしています。
 頭痛外来では、全ての頭痛を対象に診察しますが、特に片頭痛や緊張型頭痛などの一次性頭痛や慢性あるいは難治性頭痛を中心に診療しています。頭痛専門医による国際頭痛分類に準じた診断を行い、個人個人のライフスタイルにあった治療を提供いたします。そのためには、十分な診察時間が必要となるため、残念ながら多くの方を診察することができませんが、受診して頂いた方には満足して頂ける診療を提供できるよう心がけています。
 受診当日の頭部MRI検査は基本的にはできませんので、急な頭痛や今までにない頭痛の場合は頭痛外来を待たず、まずは一般外来を受診することをおすすめします。
 頭痛は立派な病気です!是非、頭痛外来をご活用ください。

嚥下機能評価(入院)

時間:木曜日~土曜日(2泊3日) ※入院予約をとるため、一度受診が必要です
担当:櫻井謙三、森華奈子、鈴木祐

 食事は人生における楽しみの一つですが、神経疾患や加齢などの結果、のみ込みの機能(嚥下機能)が低下し、十分に食事がとれなくなったり、肺炎を繰り返したりすることがあります。
 嚥下機能障害といってもその理由は様々で、ごっくんとのみ込む反射が悪いこと、舌の動きが悪く食べ物をうまく送り込めないこと、かむ力がないこと、食事を認識すること自体ができなくなっていることなどがあります。また、その原因としては脳梗塞や認知症、その他神経疾患、消化器系疾患、加齢(老化)、薬剤性など多岐にわたります。
 当科では、嚥下造影検査による嚥下機能評価のほか、言語聴覚士による評価、栄養状態の評価や嚥下障害の原因検索のため、頭部MRI検査や全身CT検査などを一連とした下記計画での検査入院を行っています。ご活用いただければ幸いです。
 なお、治療を目的とした入院ではないため、入院期間は3日間となります。

嚥下評価入院の流れ

  1. 神経内科外来受診(午前中):入院予約を組む
  2. 木曜日(1日目):入院(午前中)
    血液検査、胸部レントゲン、心電図、呼吸機能検査、胸腹部CT検査、言語聴覚士による評価、栄養評価
    金曜日(2日目)
    嚥下造影検査、頭部MRI検査、言語聴覚士による評価
    土曜日(3日目):退院(午前中)
    栄養指導、結果報告(休日の場合は金曜日夕方行います)
  3. かかりつけ医に報告

診療スタッフ

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