新聞を見ると数えきれないほどの医療事故の報告が毎日紙面のどこかに掲載されています。患者さんの取り違え、手術時にガーゼを体内に置き忘れた、動脈瘤の破裂を心筋梗塞と誤診した、血液型を間違って輸血した、抗がん薬の投与量を間違った等々。本当にこんなことが起こるのかと考えさせられるようなことが現実に起こっています。しかし残念ながら、どのように気を付けても事故を完全に無くすことは出来ません。したがって、人間はミスを犯す動物であるということを十分認識し、引き起こされる事故の要因を検討することが必要になってきます。

図は「ルービンの盃」という有名な絵です。黒い部分に意識をおくと盃に見えますが、その背景となっている白い部分に意識を向けると向き合った女性の横顔に見えてきます。盃と顔の両方を同時に見ると背景である地はその中に溶け込んでしまいます。つまり、人間の脳はこの二つのものを同時に図にすることはできないということです。これが人間の脳の限界と考えられています。
人はいつでも過ちを起こし得ることを十分認識し、心を引き締め、慣れや気の緩みから引き戻ることが大切であり、これが、今後の医療事故減少に繋がると考えています。
| 業務内容 |
● 各リスクマネージャーの活動支援 以上のような業務を行なっています。 |
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