診療部門のご案内

輸血部

平成22年 9月01日現在

紹介・アピール

部長 三浦偉久男(教授)

 輸血部は、病院の中での輸血が安全・確実・迅速に行われるよう、血液や血液製剤を保管し、管理する部門です。手術室や病棟から輸血のための血液がほしいとの要請があると、血液センターに連絡して必要な血液を確保します。そして輸血しようとする血液が、輸血を受けようとする人に適合するか検査し、適合する血液を病棟や手術室に提供します。
  輸血用の血液は血液センターに依頼して準備していますが、このほか、手術などに先立ち、前もって自分の血液を必要量採血して保存しておき、これを手術時に輸血する「自己輸血」という方法もあり、この管理も行っています。
  職員は医師2名、臨床検査技師8名で構成され、常時、輸血が施行できるよう24時間体制で輸血業務を行っています。
  最近、輸血に関する新たな問題が次々と取り上げられるようになっています。たとえば、 1. ウイルス検出における精度のより高い検査法の導入
2. 輸血後に生じる生体の異常反応を防止するために行なう血液への放射線照射
3. 血液をそのまま輸血するのではなく、赤血球や白血球などの成分別に輸血する成分輸血の促進
4. 輸血(血液だけでなく、すべての血液製剤を意味する)を受ける患者さまへの詳細な説明と同意の取得(インフォームドコンセント)の徹底
などです。
  このような問題を討議、解決するため、全診療科の担当者による輸血委員会を定期的に開催し、臨床現場からの要請に円滑に対応できるよう、努力しております。

職員一覧

職名 職種 氏名 専門分野(資格)・担当分野
部長(教授) 医師 三浦偉久男 腫瘍学・血液学・造血幹細胞移植
技術主幹 臨床検査技師 渡会 義弘 認定輸血検査技師
主査 臨床検査技師 井野ちさと  認定輸血検査技師
主事 臨床検査技師 鈴木 昌行 認定輸血検査技師
主任 臨床検査技師 小林 千尋 認定輸血検査技師

業務の案内

業務名称

通常業務内容

業務内容

輸血関連検査
血液型・直接クームス試験・交差適合試験・不規則性抗体検査
---輸血前に必ず実施し安全な血液を選びます。

その他特種検査
特殊血液型、自己抗体、血液型不適合妊娠時の検査、溶血輸血副作用の検査
---異常反応に対する精密検査を実施します。

製剤管理業務
血液製剤の払い出し(日赤供給血液、アルブミン製剤)
---輸血管理システムにより製剤をバーコード管理し、安全に血液製剤を供給

貯血式自己血採血
自己全血、自己MAP、自己FFP、自己クリオ
---手術のために輸血副作用の心配がない自分の血液を準備する方法です。

感染症検査
HIV抗体(PA法)、針刺し事故でのHIV抗体(簡易法)、HTLV-1抗体
---輸血により感染する感染症の検査

受付方法 業務内容で異なる
受付時間 平日 9:00~17:30  
土曜 9:00~13:00(第1と第3以外)
日当直業務 一部業務を除く
施設・機器の紹介

血液製剤専用放射線照射装置:IBL437C
輸血管理システム:ウインドフル
自動輸血検査機:オリンパス社III-M