診療部門のご案内

メディカルサポートセンター

平成22年 5月01日現在

紹介・アピール

センター長 松田 隆秀(教授)

 メディカルサポートセンター(MSC)は、平成14年10月に開設され6年余りを経過しました。MSCが設置された大きな目的は、地域の医療機関から患者さんをご紹介していただき、大学病院本来の機能である高度な検査や治療を行い、終了した段階で元の医療機関や介護施設にお戻しし、或いは、ご自宅付近の医療機関を紹介して通常の診療をお任せすること、更には、通院中や入退院などにおける様々な悩みに対して専門的な立場から患者さんやご家族の方々への相談支援を施すためです。現在MSCには

の5つの部門から成り立ち、それぞれが患者さんの立場に立ってそれらの機能を果たしております。その他、MSCでは地域の医療機関等を対象に、「地域医療ネットワークの会」をはじめ、各種研究会や講演会、症例検討会などにも積極的に取り組んでおります。

*地域医療連携部門
◎地域医療連携とは?

 皆さんは病気にかかったら、どうしますか?当然、お医者さんにかかりますよね。その医療機関は地域の診療所・クリニック(以下「診療所」)ですか?それとも当院をはじめとする設備の整っている大学病院のような大病院ですか?ところが、近頃では当院でも直接来院される患者さんを多く見受けられます。もちろん当院を受診されるに相応しい患者さんや入院を必要とされる患者さんも大勢いらっしゃいますが、一方、明らかに症状が軽く診療所での対応が十分に可能な方もお見受けいたします。このように症状が重症の方から軽症の方まで当院などに集中しますと、大混雑となりそれこそ“3時間待ちの3分診療”という事態を引き起こします。
 このような事態を解消するには、病状に見合った医療を提供するために病院と診療所が連携してそれぞれの機能を分担し、患者さんを紹介しあう仕組みが「病診連携」、すなわち「地域医療連携」です。
 そこで、先ず患者さんは可能な限り診療所を受診され、必要があればそこのお医者さんから当院などを紹介していただくことにしましょう。

◎かかりつけ医をもちましょう
 外来を中心とした医療は診療所が受持ち、入院が必要であれば当院などが受持つ、これが機能分担であり役割分担で、地域住民の医療の向上を高める考え方です。
そこで、地域の皆さんには是非とも「かかりつけ医」をもっていただき、いつでも気軽に病気に関してご相談され、ご自身の健康維持に心がけるようにお願いします。

◎かかりつけ医からは紹介状を
 「かかりつけ医」が専門的な検査や入院が必要と判断した場合には、病状やお薬の内容を記載した診療情報提供書(以下「紹介状」)をお渡ししますので、その紹介状を持って当院を受診してください。また、患者さんご自身の判断で当院の受診を希望される場合でも必ず紹介状を書いていただきましょう。
 このように、「かかりつけ医」をお持ちいただければ、その先生からの紹介状により情報が互いに共有でき不用なお薬の処方もなくなります。更に、検査や入院治療が済んだ段階で当院から報告書を発行しますので、元の「かかりつけ医」で引き続き治療や経過観察を続けていただくことになります。

◎紹介状があると医療費の負担が軽減されます
 当院では紹介状をお持ちいただけない患者さんからは、特定療養費として特別初診料3150円を健康保険の初診料とは別に自費で徴収させていただいておりますが、紹介状をお持ちになると、特別初診料は頂戴いたしません。
このような利用法が患者さん、当院の双方にとって大変有益で、これからの病院の上手な利用方法となりますので、皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。

 また、当院では現在、「乳がん」「膠原病・血管炎」をはじめ様々なセカンドオピニオン(SO)を実施しており、当部門はその予約を受付ける窓口にもなっております。なお、SOに関しましては色々と制約がございますので、詳しいことは当院のホームページをご覧になるか、当部門までお問い合わせください。

*ベッドコントロール部門
 ベッドコントロール部門は、3名の職員が日々各病棟の入院・退院状況を確認して常に病棟の空床状況を把握し、入院を必要とする患者さんへの迅速対応に心がけております。しかしながら、当院は特定機能病院であるが故に、入院患者さんの平均在院日数は14日前後と短く、そのため病床の管理は多忙を極めています。更に、即日入院や緊急入院を必要とする患者さんの受け入れもあり、病床の調整はとても厳しいものがありますが、極力、患者さんの意向に添えるよう努力しております。

*医療福祉相談部門
 医療福祉相談部門は、専門のソーシャルワーカー(MSW)が心理的・社会的な問題に対する解決・調整援助(受診や入院に伴う不安への心理的支援など)、転院・退院に対する援助(転院先の病院の紹介、在宅療養についての情報提供など)、社会復帰に対する援助(復学・復職についての援助など)、経済問題に対する解決・調整援助(公的補助などの紹介と活用)などの他、「入院を勧められているが、医療費が高額になるのでは?」、「慢性の病気だと診断されたが、職場の人達の理解を求めるには?」、「身体に障害が残り福祉制度を知りたい」等々についても相談を行っています。
 なお、受付方法は担当医や看護師からの紹介の他、直接患者さんやご家族の方からの相談も受付けておりますが、ご相談は原則予約制とさせていただきます(電話での予約も可)。詳しいことは当院のホームページをご覧になるか、当部門までお問い合わせください。

*看護相談部門
 看護相談部門は、患者さんが退院後自宅でも必要な看護・介護が受けられ、安心した生活を送れるように療養生活について相談を行っております。例えば、「退院を勧められているが、介護用品について知りたい。医療処置があって心配」、「現在、外来通院中であるが、今後外来通院することはかなり厳しいため、自宅に訪問診療(往診)してくれる医療機関を紹介して欲しい」、「“悪性疾患”と診断されたが、住み慣れた自宅で今後も療養生活を続けたい。どのような支援が受けられるのか」、「訪問看護はどんなことをしてくれるのか」などが挙げられます。またその他、在宅での中心静脈栄養、酸素吸入、自己導尿、胃瘻による栄養管理などについても相談を行っています。

*栄養相談部門
 栄養相談部門は、当院の管理栄養士が糖尿病や腎臓病に対する食事療法をはじめ、高血圧、心疾患、脳血管疾患、肝疾患などの慢性疾患の他、胃・十二指腸潰瘍、炎症性腸疾患、術前・術後における等々あらゆる疾患についての相談を行っています。その他に乳幼児や妊産婦、更年期、高齢者の方々に対しても栄養管理・相談を行っています。


 更に、当院は19年1月に厚労省より「地域がん診療拠点病院」の指定を受け、併せて同年4月から「腫瘍センター」が新たに設置されたことに伴い、同センターにおいてもがんに関する様々な相談支援体制を整えつつあります。
このように、各部門の職員が専門領域の知識をいかんなく発揮して各種業務に取り組んでおります。
 

職員一覧

職名 職種 氏名 専門分野(資格)・担当分野
センター長 医師 松田 隆秀 総合診療内科 教授
副センター長 医師 月川 賢 消化器・一般外科 准教授
副センター長 医師 長田 尚彦 循環器内科 講師
副センター長 医師 奥瀬 千晃 消化器・肝臓内科 講師
副センター長 看護師 本舘 教子 看護部 副部長

地域医療連携

職名 職種 氏名 専門分野(資格)・担当分野
参事 事務 相沢 実
主幹 事務 大瀧 和也
係長 事務 片山 富雄
事務 有馬 里佳
事務 齊藤  瞳
事務 成田 美穂

ベッドコントロール

職名 職種 氏名 専門分野(資格)・担当分野
主査 事務 大橋 義治
係長 事務 渡辺 孝行
主任 事務 上野 弘靖

医療福祉相談

職名 職種 氏名 専門分野(資格)・担当分野
主査 ソーシャルワーカー、社会福祉士、精神保健福祉士 坪田 由紀子 (社)日本医療社会事業協会認定スーパーバイザー、介護保険川崎市ケアマネジャー養成研修修了、がん相談員基礎研修全終了
ソーシャルワーカー、社会福祉士、精神保健福祉士 福田 羽衣 福祉用具専門相談員、3協会認定実習指導者養成課程修了、介護保険川崎市ケアマネジャー養成研修修了、がん相談員基礎研修(1)(2)終了
ソーシャルワーカー、社会福祉士、精神保健福祉士 桑島 規夫 介護保険川崎市ケアマネジャー養成研修修了、がん相談員基礎研修(1)終了
ソーシャルワーカー、社会福祉士、精神保健福祉士 松隈 愛子 介護保険川崎市ケアマネジャー養成研修修了、がん相談員基礎研修(1)(2)終了
ソーシャルワーカー、社会福祉士、精神保健福祉士 伊東 みなみ
ソーシャルワーカー、社会福祉士 松浦 賢
ソーシャルワーカー、社会福祉士 小野 伶佳 がん相談員基礎研修全終了
ソーシャルワーカー 斉藤 明子

看護相談

職名 職種 氏名 専門分野(資格)・担当分野
師長 看護師 伊藤 正子
副師長 看護師 斎藤 祐子
副師長 看護師 永田 ノリ子 介護保険川崎市ケアマネジャー養成研修修了
副師長 看護師 保科 かおり
副師長 看護師 丹下 みつる
主 任 看護師 白砂 麻里 日本看護協会認定緩和ケア認定看護師
看護師 行田 菜穂美
副師長 看護師 見延 晴美 日本看護協会認定緩和ケア認定看護師
主 任 看護師 野北 陽子 日本看護協会認定皮膚・排泄ケア認定看護師

栄養相談

職名 職種 氏名 専門分野(資格)・担当分野
課長補佐 管理栄養士 柴田 みち
係 長 管理栄養士 吉田 美紀
管理栄養士 他 4名

業務の案内

お知らせ

地域医療ネットワークの会

地域医療ネットワークのさらなる強化を目的として開催しております。


 

開催日

UP日

第9回報告誌 2010年3月20日
「糖尿病患者の在宅療養を考える」
2010年5月6日
第8回報告誌 2009年11月27日
「ALSの在宅医療について」
2010年2月8日
第7回報告誌 2009年7月14日
「腹膜透析患者の症例検討」
2009年9月24日
第6回報告誌 2009年2月28日
「胃瘻の最新情報と地域でかかえる問題点」

2009年4月6日

第5回報告誌 2008年11月26日
「高齢者の生活を考える」
2008年12月26日
第4回報告誌 2008年9月2日
「ハンディキャップを持つ子ども達の療養を考える」
2008年11月6日
第3回報告誌 2008年5月29日
「慢性呼吸不全・心不全を繰り返していたが、地域の在宅診療・看護サポートを得て自宅療養の継続が可能となった症例」
2008年11月6日
第2回報告誌 2008年2月15日
「在宅での看取り/地域医療連携について」
2008年11月6日
第1回報告誌 2007年11月15日
「胃癌終末期にある患者が、入院から自宅療養へ移行したケース」
2008年11月6日


地域医療との情報交換・学習会

きれめのない医療とケア提供を目的として、地域医療との情報交換・学習会を開催しております

 開催日

内容

UP日

2009年7月22日

「第4回腹膜透析学習会」
腹膜透析患者の在宅移行に関して、患者訪問を行うにあたっての準備と連携の実際を、訪問診療医・訪問看護師より説明がされました。

2010年5月6日
2009年4月22日

「第3回腹膜透析学習会」
慢性腎臓病・慢性腎不全の看護について医師・看護師より説明がされました

2010年5月6日
2009年1月15日

「第2回腹膜透析学習会」
腹膜透析看護に必要な実技演習について医師・看護師より説明・実演がされました

2009年2月5日
2008年10月9日

「腹膜透析学習会」
腹膜透析の在宅管理について医師・看護師より説明がされました

2008年12月26日


看護相談からのお知らせ


ソーシャルワーカーからのお知らせ

・がんサロンプラタナス
 がんサロンプラタナスはがん患者さんとご家族の皆さんの会です。患者さんやご家族の相互の親睦、交流、支えあいを通して療養生活を豊かにすることを目的に開催しております。
 

内容

UP日

プラタナスニュース 第4号 2010年8月1日
プラタナスニュース 第3号 2010年5月25日
プラタナスニュース 今後の予定 2010年4月14日
プラタナスニュース 第2号 2010年2月25日
プラタナスニュース 第1号 2010年1月25日