診療部門のご案内

病院病理部

平成22年 7月01日現在

紹介・アピール

部長 高木正之(教授)

 病院病理部では、患者さまから採取された細胞、組織を検索して、癌の診断や疾病の質的診断を行います。
 主要に対象となる臓器は肺、消化管、乳腺、甲状腺、腎臓、肝臓、心臓、脳神経、泌尿器、生殖器、皮膚、内分泌器、などであり、病院診療における最終診断を幅広く行う部門です。(病理解剖による直接死因や病態の解析も行っています。)その為、担当者は広く深い医学知識を必要とし、各臨床科とのディスカッション、スペシャリストの育成、学会活動や資格取得に積極的に取り組み、当該業務においては他施設の指導的立場となっております。
 また、患者さまへのサービスに繋がる先端技術を取り入れ、コンピューターによるデータ管理も整備されています。
 今後は統括報酬制の導入や癌保険の一般化に伴い、病院診療における病院病理部業務の重要度が更に増していくものと予想されています。

職員一覧

職名 職種 氏名 専門分野(資格)・担当分野
部長(教授) 医師 高木 正之 病理専門医
副部長(准教授) 医師 小泉 宏隆 病理専門医、細胞診専門医
副部長(准教授)、組織診科長兼務 医師 小池 淳樹 病理専門医、細胞診専門医
剖検科長(講師) 医師 船津 美恵子 病理専門医、細胞診専門医
細胞診科長(講師) 医師 前田 一郎 病理専門医、細胞診専門医
(助教) 医師 土居 正知 病理専門医
(助教) 医師 有泉 泰 病理専門医
(助教) 医師 岡南 裕子 病理専門医
(助教) 医師 立石 文子
顧問(名誉教授) 医師 田所 衛 病理専門医
登録医(非常勤講師) 医師 阿部 光文 病理専門医、細胞診専門医
技術課長 臨床検査技師、細胞検査士(国際資格含む) 星川 咲子 統括,細胞診業務技術管理者
課長補佐 臨床検査技師 阿部 佳代子 組織診業務技術管理者、二級病理技術者
主事 技術員 上條 昭弘 解剖業務技術管理者、特化物・四ア作業主任者
主任 臨床検査技師、細胞検査士 大川 千絵 二級病理技術者、電子顕微鏡一般技術者
主任 臨床検査技師、細胞検査士(国際資格含む) 草苅 宏有 二級病理技術者、電子顕微鏡一般技術者、特化物作業主任者、有機溶剤作業主任者、毒劇物取扱責任者
臨床検査技師、細胞検査士 小穴 良保 二級病理技術者
臨床検査技師、細胞検査士(国際資格含む) 赤埴 由紀子 二級病理技術者
臨床検査技師、細胞検査士(国際資格含む) 郷田 敦史 二級病理技術者、特化物・四ア作業主任者、有機溶剤作業主任者、毒劇物取扱責任者
臨床検査技師、細胞検査士(国際資格含む) 福島 美由紀 二級病理技術者
臨床検査技師、細胞検査士(国際資格含む) 高木 絢
臨床検査技師、細胞検査士(国際資格含む) 羽原 由佳
事務員 稲葉 彩子 事務業務全般
事務員 干台 尚子 事務業務全般
事務員 大塚 喜美恵 事務業務全般

業務の案内

業務名称

組織診断業務

業務内容

組織診断業務は、患者さまから採取された切除材料を、厚さ1~5μmと非常に薄くスライス(薄切)し、スライドガラスに貼り付け、染色した標本を顕微鏡で観察し癌病変の有無や範囲を診断します。採取された手術材料の切り出しを行います。

回盲部(小腸~大腸、虫垂)
回盲部(小腸~大腸、虫垂)

切り出しは下の写真のカセットに入るサイズで行われ、薄切を可能にするため検体の水分とパラフィン(蝋)を置換し、検体をパラフィンブロックに包埋します。

カセットとパラフィンブロック
カセットとパラフィンブロック

薄切はミクロトーム(写真)という手動の機械で行われ、1~5μmに薄切された薄い組織片を水に浮かべ、これをスライドガラスにのせて貼り付け、染色を施します。

ミクロトーム
ミクロトーム

薄切片
薄切片

染色の施された組織標本
染色の施された組織標本

染色された標本を、認定病理医が顕微鏡で観察し、病理診断が行われます。

診断風景
診断風景

受付時間 9:00~17:00
担当科 月:干川、小泉
火:相田、田所
水:小池、高木
木:高野、小泉
金:小泉、高木
業務名称

術中診断業務

業務内容

術式決定の手助けをする、術中迅速診断も行っています。

手術中の病変確認のために行われる検査であり迅速性を有します。通常の組織診断で行う水分とパラフィンの置換作業を省略し、液体窒素で瞬間凍結した検体を、専用の機械(クリオスタット)で薄切し、スライドガラスにのせ、染色、顕微鏡で観察します。

クリオスタット
クリオスタット

この検査の結果により手術の範囲や術式が変更されます。
乳癌の術中に放射性物質を用い行われる、センチネルリンパ節の組織診断は、患者さまの負担の大きいリンパ節の摘出を最小限に抑える為の術中組織診断です。

受付方法 事前予約
受付時間 9:00~
担当科 高野、小田中、前田、小池、相田、小泉
業務名称

特殊項目

業務内容

最近では、酵素抗体染色法やPCR,ISH等の技術により、癌関連抗原や遺伝子の検索も積極的に行われています。
自動免疫染色装置で行われるハーセプテストは乳癌の治療効果の指標として注目されています。

自動免疫染色装置
自動免疫染色装置

その他の特殊項目としては、電子顕微鏡による超微形態の観察も行われています。

悪性黒色腫、電子顕微鏡像
悪性黒色腫、電子顕微鏡像

業務名称

細胞診断業務

業務内容

細胞診断業務では、子宮(擦過)、肺(自然排泄喀痰や気管支洗浄)、腎、膀胱(自然排泄尿、膀胱洗浄)、乳腺、甲状腺(穿刺吸引)等を検査対象とし、比較的痛みを伴わない採取法で行われるのが特徴です。提出された材料から、多様な方法で細胞を集め、スライドガラスに塗布、染色し顕微鏡で癌細胞の有無を判定しています。

婦人科、子宮頚部擦過標本の顕微鏡観察像
婦人科、子宮頚部擦過標本の顕微鏡観察像

外科、乳腺穿刺吸引標本の顕微鏡観察像
外科、乳腺穿刺吸引標本の顕微鏡観察像

受付時間 9:00~17:00
担当科 月:小池
火:相田
水:小池
木:相田
金:小泉
業務名称

病理解剖

業務内容

ご遺体を解剖し病理組織学的診断をすることにより直接死因や病態の解析を行います。
この結果を医療の発展に役立てています。

受付時間 平日 9:00~17:00 土曜休日 9:00~13:00