診断部門のご案内

整形外科

ホームページへリンク

平成22年 9月01日現在

紹介・アピール

診療部長 別府 諸兄(教授)

 整形外科は体を支える脊椎や四肢・関節とこれらを動かす神経や筋肉などの運動器を扱う診療科です。人口の高齢化に伴い骨粗鬆症に関連した脊椎圧迫骨折、橈骨遠位端骨折、大腿骨頚部骨折などは増加傾向にあります。生活の質の向上が求められるためスポーツも普及しており、スポーツ外傷・障害も増加しております。また、国民生活基礎調査では、整形外科の扱う肩こり、腰痛、手足の関節痛が上位を占めており、要介護・要支援となる原因としてやはり整形外科の扱う関節痛、骨折・転倒が20~30%を占めております。このように整形外科・運動器疾患は患者さんの生活に深く関与しています。整形外科では患者さんの生活の質が維持・向上されますように良質な医療を提供させていただきます。患者さんの生活の質の維持、早期社会復帰を目指して肩・肘・手・膝・足関節における関節鏡視下手術や腰椎椎間板ヘルニアに対する内視鏡下椎間板摘出術、鏡視下手根管開放術などを行っております。
 整形外科では3つの基本方針に則り診療にあたっております。
 1. 患者さんの視点に立ち、人権を尊重し、十分な説明と同意のもとに安全で良質な医療を提供します。
 2. 正しい知識と高い技術を持ち、かつ日々生じてくる問題を自分で解決できる能力を兼ね備えた医師を育てます。
 3. 臨床で積み上げられた疑問を解決するために研究という場で発展させます。

診療部長 別府 諸兄(教授)
診療部長 別府 諸兄(教授)

医師専門一覧

職名 氏名 専門分野 専門医・認定医等
部長(教授) 別府 諸兄 上肢の外科(手・肘・肩)、リウマチ・関節外科(股関節ほか)、マイクロサージャリー、スポーツ障害 整形外科専門医、日本手の外科専門医、日整会認定リウマチ医、日整会認定スポーツ医、日本リハ学会認定臨床医
リハビリテーション部長(病院教授) 清水 弘之 上肢の外科、骨粗鬆症、肩関節外科、代謝疾患 整形外科専門医、日本リハ医学会専門医、日本手の外科専門医、日整会認定リウマチ医、日整会認定スポーツ医、日本リハ学会認定臨床医、日整会認定運動器リハ医
副部長(准教授) 仁木 久照 足の外科、小児整形外科、整形外科一般 整形外科専門医、日整会認定リウマチ医、日整会認定スポーツ医、日本リハ学会認定臨床医
主任医長(講師) 笹生 豊 脊椎外科、筋・神経外科、整形外科一般 整形外科専門医、日整会認定スポーツ医、日整会認定脊椎脊髄病医、脊椎脊髄指導医
医長(講師) 石井 庄次 股関節外科、外傷、スポーツ障害、整形外科一般 整形外科専門医、日整会認定スポーツ医、日本リハ学会認定臨床医
医長(講師) 中島 浩志 超音波診断、高齢者のリハビリ、産業医学、整形外科一般 整形外科専門医、日整会認定運動器リハ医、日超医認定超音波専門医、日医認定産業医
医長(講師) 増田 敏光 股関節外科、整形外科一般 整形外科専門医
医長(助教) 大沼 弘幸 膝関節外科、整形外科一般 整形外科専門医
医長(助教) 泉山 公 上肢の外科、整形外科一般 整形外科専門医
医長(助教) 平野 貴章 足の外科、整形外科一般 整形外科専門医、日整会認定運動器リハ医、日整会認定リウマチ医
医長(助教) 植原 健二 膝関節外科、整形外科一般 整形外科専門医
医長(助教) 吉田 典之 上肢の外科、整形外科一般 整形外科専門医
医長(助教) 鳥居 良昭 脊椎外科、整形外科一般 整形外科専門医
医長(助教) 岡田 洋和 足の外科、整形外科一般 整形外科専門医
医長(助教) 蒲地 宏昌 股関節外科、整形外科一般 整形外科専門医
医長(助教) 倉持 大輔 上肢の外科、整形外科一般 整形外科専門医
医長(助教) 小島 敦 脊椎外科、整形外科一般 整形外科専門医、日整会認定脊椎脊髄外科医、日整会認定スポーツ医
医長(助教) 安藤 亮 上肢の外科、整形外科一般 整形外科専門医
医長(助教) 松葉 祐介 股関節外科、整形外科一般 整形外科専門医
医長(助教) 森岡 成太 脊椎外科、整形外科一般 整形外科専門医
医長(助教) 佐藤 琢哉 膝関節外科、整形外科一般
医員(任期付助教) 上野 純 整形外科一般
医員(診療助手) 田中 雅尋 整形外科一般
医員(診療助手) 伊藤 龍登 整形外科一般
医員(診療助手) 木城 智 整形外科一般
医員(診療助手) 遠藤 渉 整形外科一般
医員(診療助手) 斎藤 亜沙子 整形外科一般
登録医 秋山 唯 整形外科一般
登録医 安原 和之 整形外科一般
登録医 三井 寛之 整形外科一般
登録医(客員教授) 杉原俊弘 膝関節外科、外傷、関節外科、義足関係 整形外科専門医、日本リハ学会認定臨床医
登録医(臨床教授) 浜辺正樹 脊椎外科、整形外科一般 整形外科専門医
登録医(スポーツ医学講座 講師) 藤谷 博人 スポーツ医学、膝関節外科、整形外科一般 整形外科専門医、日整会認定スポーツ医
登録医(非常勤講師) 南郷 明徳 足の外科、整形外科一般 整形外科専門医
登録医(非常勤講師) 中島 久弥 骨・軟部腫瘍の診断・治療、骨軟部腫瘍外科病理、画像診断、整形外科一般 整形外科専門医、日整会認定リウマチ医、日本リハ学会認定臨床医
登録医(非常勤講師) 木原 仁 上肢の外科、整形外科一般 整形外科専門医、日整会認定リウマチ医、日整会認定スポーツ医、日本リハ学会認定臨床医
登録医(非常勤講師) 木村 元 上肢の外科、小児整形外科、整形外科一般 整形外科専門医、日整会認定スポーツ医、日本リハ学会認定臨床医
登録医(非常勤講師) 加藤 篤史 足の外科、整形外科一般 整形外科専門医
登録医(非常勤講師) 磯見 卓 脊椎外科、整形外科一般 整形外科専門医、日整会認定脊椎脊髄病医、脊椎脊髄指導医
登録医(非常勤講師) 加藤 晴康 スポーツ医学、足の外科、整形外科一般 整形外科専門医、日整会認定スポーツ医
登録医 内藤 隆廣 膝関節外科、整形外科一般
登録医 楢崎 和人 足の外科、整形外科一般
登録医 山口 哲史 上肢の外科、整形外科一般
登録医 田口 英 整形外科一般
登録医 奥田 実佐子 上肢の外科、整形外科一般

外来担当表

特殊検査、処置、入院、手術のご案内

名称 所要日数(時間) 説明
腰椎椎間板ヘルニア 入院(3日から1週間) 当科では内視鏡下ヘルニア摘出術を行っている。固定術の場合も特別な方法により入院日数を少なくしている。
腰部脊柱管狭窄症 入院(約2~3週間) 除圧術のみであれば術後1~2週間で退院可能。固定術を併用したものは通常、2~4週間で退院可能。低侵襲脊椎固定術も症例により可能。
特発性側弯症 入院(約2~4週間) 外来でX線撮影、MRI、自己血貯血を行う。術後は疼痛に応じて歩行訓練を開始。通常、2~4週で退院可能。
頚椎症性神経根症 入院(約1~2週間) 内視鏡下もしくは顕微鏡下に神経根除圧を行う。
腕神経叢損傷 入院(4~8週間) MRI、脊髄造影、各種電気生理学的検査により節前損傷か節後損傷かを診断する。後者の場合は肋間神経移行術や遊離筋肉移植術による機能再建。
腱板断裂 入院(3週間) McLaughlin法あるいはpatch閉鎖法。
TFCC損傷 外来手術 保存療法無効例は関節鏡による滑膜切除、断裂部のデブリドマン。
手根管症候群 外来手術 鏡視下手術。症例により従来法。
母指CM変形性関節症 外来手術あるいは1泊2日 関節形成術、CM関節固定術
舟状骨偽関節 入院(1週間) 腸骨移植およびscrewによる内固定、または、血管柄付き骨移植
橈骨遠位端骨折 外来手術あるいは1泊2日 ピンニング、プレート固定、創外固定、人工骨移植を症例により選択
大腿骨頚部骨折(観血的整復術、人工骨頭置換術) 空きベッドがあれば即日入院、2~3週間入院 骨折型により観血的整復固定術または人工骨頭置換術、術後1週より荷重歩行訓練開始
変形性股関節症(寛骨臼回転骨切り術) 入院(約7週間) 術後4週より部分荷重歩行訓練開始、貧血がなければ自己血貯血
変形性股関節症(人工股関節置換術) 入院(約4週間) 術後1週より全荷重歩行訓練開始、貧血がなければ自己血貯血
特発性大腿骨頭壊死症(骨頭回転骨切り術) 入院(約7週間) 術後3週間ベッド上安静、その後関節可動域訓練。術後6週より免荷装具による歩行訓練開始、貧血がなければ、自己血貯血
半月板損傷(半月板縫合、半月板部分切除) 入院(1週間以内) 関節鏡視下手術。若年者には機能温存のため積極的に縫合を施行している。ロッキング時は緊急手術可能である。
靭帯損傷(前十字靭帯再建) 入院(約3週間) スポーツ選手・愛好家の9割が受傷前の活動性を再獲得している。
変形性膝関節症(人工膝関節置換術) 入院(約4~6週間) 術後1週より部分荷重歩行訓練開始、貧血がなければ、自己血貯血。
変形性膝関節症(高位脛骨骨切り術) 入院(約6週間) プレート固定、術後3~4週で荷重歩行開始。内側限局例には70歳以上でもお勧めする場合がある。
外反母趾 入院(約1~2週間、片側の場合) 関節の形態や変形の程度によって術式が異なる。中等度から高度な変形であれば第1中足骨骨切り術が適応。中足痛や有痛性ベンチを伴う場合は中足骨短縮術を併用。
足関節外側靭帯損傷(新鮮) 入院(数日間)外来手術も可能 重症度を評価し、原則は保存療法。必要に応じて靭帯修復術。
足関節外側靭帯損傷(新鮮) 入院(数日間)外来手術も可能 重症度を評価し、原則は保存療法。必要に応じて靭帯修復術。
足関節外側靭帯損傷(陳旧性) 入院(約1~3週間) 不安定性を主訴とする場合、isometoricityを考慮した人工靭帯や自家遊離腱による靭帯再建術。
RAに伴う前足部変形 入院(約2~6週間) 関節破壊の程度や変形・拘縮の程度によって術式を選択。骨切り術、関節形成術、関節固定術など
先天性内反足 入院(約3日間) Ponseti法に準じた治療を行っている。初診後徒手矯正およびギプス固定による変形矯正を4~5週かけて行う(通院は通常週1回)。その後、尖足変形に対して入院し、アキレス腱皮下切腱術を行う(入院約3日間)。

研究内容

脊椎・脊髄疾患
1. 骨粗鬆症性椎体圧潰の手術成績と手術法の開発
2. 内視鏡下ヘルニア摘出術をはじめとするヘルニア摘出術の比較検討

上肢の疾患
3. HC50プレートによる橈骨遠位端骨折の治療成績
4. 上腕骨外側上顆炎(テニス肘)に対する関節鏡視下手術の検討

股関節疾患
5. 低分子ヘパリンによる人工股関節置換術後のDVT・PEの予防
6. 人工股関節置換術前後における骨盤傾斜の変化

膝関節疾患
7. 膝関節後外側支持組織損傷の治療法の開発
8. 人工膝関節置換術後の患者立脚型満足度の研究

足の外科疾患
9. 後脛骨筋腱機能不全の病態と治療
10. 先天性内反足の治療成績・疫学


取り扱っている主な疾患

主な手術および検査件数(平成20年度実績)

腰部脊柱管狭窄症手術   74
内視鏡下椎間板ヘルニア摘出術   32
鏡視下手根管開放術     72
骨折に対する観血的整復固定術    199
人工関節置換術    96
膝前十字靱帯再建術     26 
半月板手術    28
外反母趾手術   20
内反足手術    10