平成22年 3月01日現在
原発性肺癌をはじめとし、転移性肺腫瘍、良性肺腫瘍、縦隔腫瘍、自然気胸、嚢胞性肺疾患、胸壁疾患、先天性肺疾患、慢性膿胸、手掌多汗症などさまざまな疾患を対象とした呼吸器外科手術を年間約150例行っています。最近は術後急性期の痛みが少ない胸腔鏡手術が多くなっており、身体に与える負担を軽減した低侵襲手術を心がけています。当科の診療の中心を占める肺癌は、わが国の人口高齢化に伴って急速に増加していますが、早期に発見、診断された場合は、外科治療で完治させることも可能です。われわれは通常のレントゲン写真のみでは発見困難な肺癌に対し、胸部CT、FDG-PET、蛍光気管支鏡、超音波気管支鏡などを行い、的確かつ迅速な診断を行っています。長引く咳や血痰のある方、喫煙歴のある方、胸部検診で異常を指摘された方などは、是非一度ご相談においで下さい。もし肺癌が見つかっても、呼吸器外科専門医、がん治療認定医などの資格を持つ熟練スタッフが責任をもってその後の治療に当たりますので、ご安心下さい。内科的治療が必要と判断された方は当院呼吸器内科との密接な相互連携のもと、内科での治療が開始されます。肺癌組織型、病期に応じた標準治療を行います。ご本人、ご家族に対しては、検査や治療方針について担当医から十分な説明を行い、ご理解を頂いた上で、ご納得いただける診療を行っております。また、セカンドオピニオン外来の受診を希望される場合にはメディカルサポートセンターまでご連絡下さい。

診療部長 中村 治彦(教授)
| 職名 | 氏名 | 専門分野 | 専門医・認定医等 |
|---|---|---|---|
| 部長(教授) | 中村 治彦 | 呼吸器外科 | 外科専門医・指導医、呼吸器外科専門医・指導医、呼吸器専門医・指導医、気管支鏡専門医・指導医、がん治療認定医・暫定教育医 |
| 副部長(准教授) | 栗本 典昭 | 呼吸器外科 | 外科専門医・指導医、呼吸器外科専門医、気管支鏡専門医・指導医、がん治療認定医・暫定教育医 |
| 主任医長(講師) | 望月 篤 | 呼吸器外科 | 外科専門医、呼吸器外科専門医、気管支鏡専門医・指導医、がん治療認定医・暫定教育医 |
| 医長(助教) | 安藤 幸二 | 呼吸器外科 | 外科専門医、呼吸器外科専門医、気管支鏡専門医、がん治療暫定教育医 |
| 医長(講師) | 新明 卓夫 | 呼吸器外科 | 外科専門医、呼吸器外科専門医、気管支鏡専門医・指導医、がん治療認定医・暫定教育医 |
| 医員(助教) | 多賀谷理恵 | 呼吸器外科 | 気管支鏡専門医 |
| 名称 | 所要日数(時間) | 説明 |
|---|---|---|
| 蛍光気管支鏡 | 外来30分程 | 気管や太い気管支に発生する早期肺癌を鋭敏に発見する検査です。喀痰や血痰が気になる方、ヘビースモーカーは是非ご相談下さい。 |
| 超音波気管支鏡 | 外来・入院30分程 | 肺に生じた病変の良・悪性の確定診断、肺癌の拡がりや、リンパ節転移などの判定に威力を発揮します。 |
| PET検査 | 外来2時間程 | 肺癌を含むいくつかの悪性腫瘍について、その拡がりや転移の有無を調べるのに有用です。外部機関との密接な連携のもとで行います。 |
| 胸腔鏡手術 | 入院(疾患により手術時間が異なる) | 皮膚切開創を小さくすることができます。胸腔内病巣の生検、自然気胸の根治手術、良性腫瘍・転移性腫瘍の切除、肺癌切除(一部)に行っています。 |
| 手掌多汗症手術 | 入院20分程 | 胸腔鏡を使用して胸部交感神経節の一部を切除することで、手掌多汗症を改善します。 |
原発性肺癌、肺良性腫瘍、転移性肺腫瘍、縦隔腫瘍、先天性肺疾患、胸壁疾患、自然気胸・嚢胞性肺疾患、悪性胸膜中皮腫、手掌多汗症
原発性肺癌 手術 59例
転移性肺腫瘍 手術 10例
自然気胸 手術 32例
縦隔腫瘍 手術 17例
その他 29例
合計 147例
気管支鏡検査 (呼吸器センターとしての合計)857例
