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ハイブリッド心臓大動脈治療センター

最終確認日:2017/4/13
ご挨拶

 当院では2015年4月より、ハイブリッド手術室の稼動を開始しました。 ハイブリッド手術室とは、手術室と懸垂型の血管造影装置を組み合わせたもので、高画質な透視・3D撮影を行うことができる手術室のことをいいます。ハイブリッド手術室には以下のようなメリットがあります。
1)衛生度が高く、感染防止のための配慮が行き届いており、あらゆる手術に対応可能です。
2)高精度の透視装置を備えており、精細なカテーテル治療が可能です。
3)内科的治療と外科手術を組み合わせたハイブリッド手術が可能です。
4)緊急・不測の事態に対応できるように、つねに人工心肺装置をスタンバイしております。
 ハイブリッド手術室において、循環器内科、心臓血管外科、放射線科、麻酔科などの関係各科、さらに手術室スタッフ、クリニカル・エンジニアリング(CE)部、放射線部、薬剤部など関係各部署が協力して治療にあたるためにハイブリット心臓大動脈治療センターが開設されました。ハイブリット心臓大動脈治療センターでは、以下のような治療を施行中です。 
1)ステントグラフト: 胸部・腹部大動脈瘤に対して低侵襲なステントグラフト治療や外科手術とのハイブリッド治療を行っています。
2) 経カテーテル的大動脈弁置換手術(TAVI,TAVR):2016年2月より従来の心臓手術ができないかリスクの高い大動脈弁狭窄症の患者さんに対して経カテーテル的大動脈弁置換手術を積極的に行っており、良好な結果を得ています。


業務の案内

■ステントグラフト治療
金属の鋳型の付いた人工血管を瘤のできた血管の中に挿入することによって破裂を予防します。
ハイブリッド心臓大動脈治療センターにおいて、腹部大動脈瘤ならびに胸部大動脈瘤に対する正確で安全なステントグラフト治療を日夜行っております。
■担当科
心臓血管外科、放射線科


■経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)
2016年2月からはTAVI(経カテーテル的大動脈弁置換術)を行う施設として認定され、川崎市内で唯一の実施施設となりました。TAVIは、通常の大動脈弁置換術を受けられない状態の患者さんに適用できる侵襲度の低い(身体にやさしい)治療法です。開胸することなく大動脈弁狭窄症が根治できる経カテーテル的大動脈弁留置術(TAVI)は、循環器内科、心臓血管外科、放射線科、麻酔科などの関係各科、さらに手術室スタッフ、クリニカル・エンジニアリング(CE)部、放射線部、薬剤部など関係各部署の協働作業で行います。
■担当科
循環器内科、心臓血管外科、麻酔科、放射線科

お知らせ

高齢者やリスクの高い患者さんの増加に伴い、ハイブリット手術室を使用した低侵襲な心臓大血管治療の必要性はますます高まるものと予想されます。ハイブリット心臓大動脈治療センターでは、各科の垣根を越えて一丸となって治療に邁進しておりますので、24時間いつでもご連絡ください。