診療科・部門等一覧

耳鼻咽喉科

最終確認日:2018/12/1

診療科所在地

■病棟 病院本館7階東
■外来 病院本館2階

外来受付電話番号

電話番号6294

ご挨拶

 耳鼻咽喉科は、耳、鼻、咽頭、喉頭および耳下腺、顎下腺、甲状腺などのいわゆる頭頸部領域と呼ばれる部位に生じる様々な疾患を治療対象としています。これら様々な部位に生じる多種多様の疾患に対応すべく、当科では各々の部位や疾患のエキスパートによる専門外来を実施しています。めまい外来は、めまい疾患全般についての診断および治療はもちろん、良性発作性頭位めまい症に対する理学療法、難治性メニエール病に対する鼓膜換気チューブ留置術や内リンパ嚢開放術などの外科治療も積極的に行っています。中耳・聴覚外来は、滲出性中耳炎に対する鼓膜換気チューブ挿入術や、慢性中耳炎や真珠腫性中耳炎に対する鼓室形成術を行なっています。顔面神経麻痺に対しては薬物投与や必要に応じて顔面神経減荷術を行っています。その他、誘発反応等の電気生理学的検査法を行い、難聴部位診断を行なっています。鼻副鼻腔・アレルギー外来は、慢性副鼻腔に対しては内視鏡手術、アレルギー性鼻炎に対しては免疫療法、薬物療法に加えてレーザーを用いた下甲介焼灼術を行なっています。喉頭・音声外来は、早期喉頭癌の発見および治療、嗄声の原因診断を行なっています。頭頸部腫瘍外来は、外科的治療のみならず、集学的治療の一貫としての外来通院放射線治療や補助的化学療法(抗癌剤治療)も行なっています。


外来担当表
表は左右にスクロールできます
初診外来 再診外来 専門外来
午前

肥塚 泉 部長
春日井滋
藤田聡子

斉藤善光
笹野恭之
藤井正文
森田 翔

午後
午前

斉藤善光
藤田聡子

神川文彰
赤羽邦彬

[頭頸部腫瘍外来]
赤澤吉弘
深澤雅彦
三上公志
明石愛美
川島孝介

午後
午前

三上公志

笹野恭之
赤羽邦彬
藤井正文

[喉頭・音声外来]
赤澤吉弘
春日井滋
神川文彰

午後

[鼻・副鼻腔・アレルギー外来]
宮本康裕 副部長
斉藤善光
多村悠紀
森田 翔

午前

宮本康裕 副部長

谷口雄一郎 副部長
鈴木 香
望月文博
多村悠紀
森田 翔

[喉頭・音声外来]
岩武博也(1,3)

午後

[聴覚外来]
谷口雄一郎 副部長
宮本康裕 副部長
藤田聡子
望月文博

木下裕継
釼持 睦(2,4,5)

午前

谷口雄一郎 副部長
深澤雅彦

鈴木 香
明石愛美
四戸達也
神川文彰
大原章裕

午後

[めまい外来]
肥塚 泉 部長
三上公志
鈴木 香
望月文博
四戸達也
大原章裕

[頭頸部腫瘍外来]
春日井滋

午前

三上公志(1)
春日井滋(2,3)

鈴木 香(4)
望月文博(5)

多村悠紀(1,3)
森田 翔(2)

神川文彰(4)
笹野恭之(5)

午後
※都合により変更になる場合があります。

午後は原則再診のみ(予約制)
( )内の数字は第何週目かを示す

専門外来
表は左右にスクロールできます
名称 受付の仕方 受付時間 概要

めまい外来

(指定医なし)

紹介状持参で直接来院可。
医療機関よりメディカルサポートセンターで予約ができます。

毎週金曜日
午後

めまいの外来

頭頸部腫瘍外来

(指定医なし)

紹介状持参で直接来院可。
医療機関よりメディカルサポートセンターで予約ができます。

毎週火曜日
午前
毎週金曜日
午後

頭頸部腫瘍の外来

喉頭・音声外来

(指定医なし)

紹介状持参で直接来院可。
医療機関よりメディカルサポートセンターで予約ができます。

毎週水曜日
午前

喉頭音声の外来

鼻・副鼻腔・アレルギー外来

(指定医なし)

紹介状持参で直接来院可。
医療機関よりメディカルサポートセンターで予約ができます。

毎週水曜日
午後

鼻・副鼻腔・アレルギーの外来

聴覚外来

(指定医なし)

紹介状持参で直接来院可。
医療機関よりメディカルサポートセンターで予約ができます。

毎週木曜日
午後

聴覚の外来

特殊検査・処置・入院・手術のご案内
名称 所要日数(時間) 説明

嗅覚検査

15分

静脈性嗅覚検査は予約無しで行えます。

味覚検査

60~90分

電気味覚検査、ろ紙法による味覚検査の2種を行っています。

鼻腔通気度検査

15分

鼻腔の通気度を客観的に検査する方法です。

平衡機能検査

20~90分

日常行われる赤外線フレンツェル検査以外の電気眼振図検査、カロリックテスト、重心動揺検査、回転検査、前庭誘発筋電位(VEMP)、vHITなどです。

聴覚検査

30~60分

純音聴力検査、ティンパノグラム以外の耳小骨反射、ABLBSISI、語音聴力検査、ABRなどです。

耳鳴検査

30~60分

ピッチマッチ、ラウドネスバランス、高周波聴力検査などです。

顔面神経検査

5~20分

ENoG(誘発筋電図)検査(ガムテスト、シルマー検査は予約無) 一式 6090

音声検査

外来

喉頭鏡、ストロボスコピーによる喉頭の観察、空気力学的検査などを行います。喉頭外来(水曜日)で行います。

嚥下機能検査

外来

内視鏡検査、X線造影検査などを行います。場合によっては内科、脳神経内科、言語療法士、栄養士とともに検査を行います。喉頭外来(水曜日)で行います。

鼓膜形成術

3日程度の入院

比較的状態の良い穿孔性中耳炎に対して、鼓膜形成術を行っています。慢性中耳炎などで鼓膜にあいた穴を塞ぐ手術です。

鼓室形成術

1週間程度の入院

慢性中耳炎、真珠性中耳炎、癒着性中耳炎などが対象となります。

外リンパ瘻閉鎖術

1~2週間程度の入院

外リンパ瘻に対し行います。

アブミ骨手術

1週間程度の入院

耳硬化症・耳小骨奇形などが対象となります。

顔面神経減荷術

1週間程度の入院

難治性の顔面神経麻痺に対し行います。

人工内耳埋込術

2週間程度の入院

両側重度難聴および聾の方が対象となります。

耳瘻孔摘出術

3~4日間の入院

先天性耳瘻孔の感染を繰り返している方などに行います。

鼓膜切開術、鼓膜換気チューブ留置術

外来手術または3日間の入院

滲出性中耳炎がおもな対象疾患です。小児であれば全身麻酔下に行われます。口蓋扁桃摘出術やアデノイド切除術とともに行われることが多いようです。成人であれば外来で日帰り手術可能です。

外骨腫摘出術

1週間の入院

サーファーズイアなどの外骨腫に対し行います。

口蓋扁桃摘出術

約10日間程度の入院

慢性扁桃炎、扁桃肥大またはそれに伴う睡眠時無呼吸症候群などが適応となります。

アデノイド切除術

5日間程度の入院

アデノイド肥大症、滲出性中耳炎などが適応となります。単独ではなく口蓋扁桃摘出術・鼓膜換気チューブ挿入術などと同時に施行されることが多いです。

鼻中隔矯正術

1週間程度の入院

鼻中隔は成人となると85%で少なからず彎曲しているといわれております。しかし強度となると鼻閉・鼻出血などの原因となることもありそういった方が適応となります。

内視鏡鼻副鼻腔手術

3~7日間の入院

慢性副鼻腔炎(俗に言う蓄膿症)が主な対象疾患です。

下鼻甲介手術(レーザーあるいは高周波凝固)
 
下鼻甲介粘膜下骨切除

外来手術、3~4日間の入院

何らかの原因(アレルギー性鼻炎など)で腫脹すると鼻閉の原因となります。鼻閉の改善ひいてはアレルギー性鼻炎の改善などを目的に行われます。

後鼻神経切断術

3~4日間の入院

アレルギー性鼻炎。特に内服でコントロール不良な水様性鼻汁やくしゃみがひどい方に有効です。

音声外科手術(声帯ポリープ等)

3日~5日間の入院

喉頭微細手術、喉頭枠組み手術等。術後、約1週間の発声禁止期間があります。

異物誤嚥

外来。場合により入院手術

外来で摘出不可能な場合、全身麻酔下の直達食道鏡下摘出手術、あるいは消化器内科に内視鏡下摘出を依頼します。

頭頸部良性腫瘍

検査:外来 手術:約10日間の入院

説明:唾液線腫瘍や甲状腺腫瘍などが該当し、必要に応じて摘出術を行います。検査:画像検査、細胞診、組織診などを行います。主に腫瘍外来(火曜日)で行います。手術:外来で施行可能な場合もありますが多くは入院のうえ行います。術後約1週間で退院となります。

頭頸部悪性腫瘍

長期間の入院が必要となることがあります。

説明:鼻副鼻腔癌、口腔癌、咽頭癌、喉頭癌、唾液腺癌などが該当します。検査:各画像検査、細胞診、組織診などを外来、入院を問わず迅速に行います。 治療:手術、化学療法、放射線治療を症例により組み合わせて行います。根治性を保ちつつ可能な限り機能温存と社会復帰を目指した治療を心がけています。

研究内容

○めまいグループ:めまい疾患に対するリハビリテーション法の考案。前庭系の可塑性に関する研究。リハビリテーション効果判定装置(仮称)の開発(特許取得済 第4504088号)。
宇宙酔いや乗り物酔いに関する基礎的な検討。1998年にはスペースシャトル・コロンビア号上で、宇宙酔いに関する実験を行った。内耳病変に対する高分解能MRIによる診断法の確立。
○中耳・顔面神経グループ:慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎に対する鼓室形成術のEBMに基づく術式の改善 。
○鼻副鼻腔・アレルギーグループ:慢性副鼻腔に対するマクロライド少量長期投与のCTによる効果判定、花粉症に対する抗アレルギー薬の花粉飛散前投与の有用性に関する研究
○喉頭・音声グループ:早期喉頭癌の発見および治療、嗄声の原因診断を目的とした音声の周波数分析
○頭頸部腫瘍グループ:将来の遺伝子治療導入を目標とした、頭頸部癌の発症メカニズムの解明

取り扱っている主な対象疾患

メニエール病、良性発作性頭位めまい症、前庭神経炎、突発性難聴、急性中耳炎、滲出性中耳炎、慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎、顔面神経麻痺、慢性副鼻腔炎、頭頸部良性腫瘍、頭頸部悪性腫瘍


 ■主な手術および検査件数(2017年度実績)
手術名・検査名 件数
中耳手術
 鼓室形成術 47件
 鼓膜チューブ挿入術 68件
 アブミ骨手術 5件
 顔面神経減荷術 2件
 先天性耳瘻管摘出術 6件
 鼓膜形成術 1件
 乳突削開術 26件
 試験的鼓室解放術(外リンパ瘻) 2件
鼻科手術
 内視鏡下鼻副鼻腔手術 158側
 鼻中隔矯正術 43件
 下鼻甲介切除術(粘膜下鼻甲介骨切除術含む) 70件
 経鼻腔的翼突管神経切除術 4件
口腔咽喉頭手術
 扁桃摘出術 308側
 舌・口腔良性腫瘍摘出術 7件
 舌・口腔悪性腫瘍摘出術 7件
 咽頭良性腫瘍摘出術 7件
 咽頭悪性腫瘍摘出術(再建含む) 8件
 喉頭腫瘍手術(直達鏡) 34件
 誤嚥防止手術 2件
 音声機能改善手術(Ⅰ型、内転術) 2件
 声帯・喉頭ポリープ切除(直達鏡) 15件
頭頸部手術
 頸部郭清術 32側
 顎下腺良性腫瘍摘出術 1件
 顎下腺悪性腫瘍摘出術 0件
 耳下腺良性腫瘍摘出術 18件
 耳下腺悪性腫瘍摘出術 1件
 甲状腺良性腫瘍摘出術 19件
 甲状腺悪性腫瘍摘出術 11件
 喉頭悪性腫瘍摘出術 5件
 リンパ節生検 27件
 頸部嚢胞摘出術 3件