来院・入院の方

病院長のイチ押し!!

腎臓・高血圧内科トピックス

当科の若手医師教育

 大学病院の大きな役割として臨床・研究・教育の3本柱があります。当科では教育にも力を入れており、回ってくる医学生と初期研修医に対し、朝の小一時間ほど彼らのために時間をとってミニレクチャーを行っております。これまでの講義や授業では基礎的な内容を教わることが多かったのですが、このレクチャーでは実際の臨床現場で役立つ内容を中心に教えています。

 医学生からも、「実際に臨床での考え方が分かった」という感想も多く、興味を持って受けているようです。このレクチャーを受けた医学生や研修医達がどの科のドクターになっても、患者さんの役に立てるように、こういった活動を続けていきたいと思います。



レクチャー:「腎エコーの基本」を行っている所


在宅透析医療の推進

 近年、できる限り住み慣れた家庭や地域で療養する在宅医療の提供体制を整備する施策が講じられています。透析医療においても高齢者が増加しているため、在宅透析医療(腹膜透析・在宅血液透析)の必要性が高まっております。当科では在宅透析医療の普及に向けた様々な取り組み(腎臓病教室、学会活動、地域医療連携での勉強会)を行っております。
 現在、当科では30名前後の腹膜透析と2名の在宅血液透析患者さんを管理しております。新規透析導入患者さんの10%前後が腹膜透析を選択しており、これは他の施設と比較しても高い腹膜透析の導入率です。また、他施設から在宅血液透析導入の依頼もあり、今後在宅血液透析患者さんが増加していくことが予測されます。在宅血液透析の導入に当たっては、多職種によるきめ細かい教育を行い、緊急時対応も24時間体制で行っています。



患者さんたちと参加した第17回在宅血液透析研究会


腎移植外来

 聖マリアンナ医科大学病院では、慢性腎臓病への確立した治療の1つとして、腎・泌尿器科(外科医)と腎臓・高血圧内科(内科医)で協力して腎移植医療に取り組んでおります。日本で多く行われている生体腎移植は、血液型が異なっていても、血縁関係になくても(夫婦間)、また透析をしていなくても、糖尿病の患者さんでも行うことができます。透析中の患者さん、慢性腎臓病で通院されている患者さん、『自分なんて・・・』とは言わず、是非一度移植の話を聞きに来て下さい。『思っていたものと違う』と感じて頂けると思います。
 現在当院では外科と内科が協力し年間10-20件の腎移植を行っております。その他移植コーディネーター、薬剤師、看護師、理学療法士など他職種を含めたチーム医療で皆様へ介入させていただきます。もちろん移植を受ける透析患者さん/慢性腎臓病の患者さんにもこのチーム医療に参加していただき、皆様の健康増進と移植医療の発展を目指したいと考えております。是非ご家族の方とお越し下さい。