診療情報

新生児科部門 ご挨拶

 当新生児科は総合周産期母子医療センターの一部門として2010年3月に開設されました。新生児科として12床のNICU、24床のGCU、計36床のベッドを有しています。神奈川県には総合周産期母子医療センターが5つありますが、当センターは神奈川県北部の新生児を守る砦の役を担っています。また、川崎市唯一の総合周産期センターとして、日医大武蔵小杉病院、川崎市立病院の周産期センターとともに川崎で出生する新生児達を守っています。
 開設以来、より手のかかることが多い出生体重1500g未満の児は年々増加しており、一昨年、昨年は50名を受け入れております。また昨今は出生前胎児診断技術が向上し、いわゆるハイリスク児の分娩も増加しています。更に近隣の産婦人科の先生方からの新生児搬送も多数あります。様々な面から新生児医療のニーズの高さを痛感しております。
 当科の存在意義はハイリスク児の後遺症無き生存の向上であることはもちろん、産まれてきたもの言えぬ子ども達の声を汲み、親御さんに伝えることであると考えています。また出生は、両親にとって育児のスタートでもあります。入院不要な新生児でも、NICUに入院しなければならないような重症新生児でも、よりよいスタートが出来るようサポートしてゆければと思っています。

新生児科 北東 功