診療情報

当院での妊婦健診について

 多くの妊婦さんを受け入れて、安全に妊娠・分娩管理を行うためには、毎回同様な健診を行うことよりも、重要なチェックポイントを設け、そこでは時間をかけて観察する健診であるほうが、母体・胎児の異常発見に有用であると考えられています。そのため、当院で行う妊婦健診では、通常医師が行う一般健診のほか、精密超音波検査の外来、助産師の保健指導を中心に行う助産師外来と分業を図っております。
 よって、全ての健診を単独の医師で行うことせず、周産期専門医、超音波専門医、新生児科医、遺伝専門医、助産師、臨床検査技師などと協働して診療にあたります。このような方法は、海外では普通に行われている方法ですが、よりよい健診を行うために必要な方法であり、日本の中では他の病院に先駆けた健診方法であります。
 種々の合併症などによって妊婦さんごとに妊娠中や分娩中のリスクは異なります。当院では、そのリスク評価・分類と管理に重点をおいて妊婦さんと赤ちゃんを守ります。
 具体的には図示したように、一般健診の他に、精密超音波外来を受診していただくこと、比較的落ち着いている時期には助産師主導で、時間をかけてその時期にあった妊婦・分娩などのお話しをします(助産師外来の受診日であっても、なにか異常がある場合は医師が診察します)。
 私たちは、これらの方法によって、すべての妊婦さんにより確実な周産期管理ができるとともに、待ち時間緩和などの利便性にも繋がると考えています。