当院について

病院長挨拶

「安全で質の高い医療を提供できる特定機能病院の役割」

北川 博昭
(きたがわ ひろあき)
聖マリアンナ医科大学病院長
日本外科学会指導医・専門医、日本小児外科学会指導医・専門医

聖マリアンナ医科大学卒業。第3外科学教室入局、小児外科専攻。1984年から神奈川こども病院レジデント、1988年から米国Los Angeles小児病院Research Scholar、1995年からNew Zealand Wellington病院で臨床医として勤務。帰国後、聖マリアンナ医大学横浜市西部病院講師、副部長、1999年聖マリアンナ医科大学講師、2001年同准教授、2006年小児外科教授就任。2012年から外科学講座代表、同年聖マリアンナ医科大学副院長。2017年4月より現職。

日本外科学会評議員、日本小児外科学会理事(2011-2015)評議員、日本周産期新生児学会幹事、太平洋小児外科学会理事長(2014-2015)、世界小児外科学会連合理事(2010-2016)、ヨーロッパ小児外科学会会員など。



 特定機能病院とは、平成5年から制度化され、平成28年9月1日現在で84病院が承認されています。その役割は3つあり、1.高度の医療の提供 2.高度の医療技術の開発・評価 3.高度の医療に関する研修があり、当大学病院もこの承認を受けています。

 承認要件には病床数が400床以上の病床を有することが必要で、集中治療室や無菌室、医薬品情報管理室が病院の構造設備上備わっていること。また医療安全管理部門の体制強化として高難度新規医療技術及び未承認新規医薬品などを用いた医療の提供の適否を決定する部門などが必要です。当院は大学病院であり、基礎医学講座や臨床医学講座を持ち、独自の先進的医療を開発し実践するという、高度な医療を展開しています。また、治験や医師主導臨床試験により、新薬の開発に貢献する病院でもあるため、これらの部門が新設されています。

 また、特定機能病院の要件には他の病院や診療所から紹介された患者さんの紹介率が50%以上必要であるため、検査や手術を含めた諸治療の速やかな予約と実行について、迅速で適切な対応ができるように、メディカル・サポートセンター(MSC)が中心となって、各診療科、各部署と共に取り組んでおります。また、ご紹介いただきました患者さんの的確な診断と治療方針を決めた後は、もとの病院に逆紹介することが全体の40%以上必要となっています。その様な条件を満たし、また、待ち時間を減らし、効率的な診療ができるよう皆様方にはかかりつけ医からの紹介状のご持参をおすすめしている次第です。

 受診された患者さんにも、ここに診療を受けて良かったと思っていただけるよう、患者さんのお話しに耳を傾けて、より良い病院にするよう教職員一丸となって尽力致します。

 平成27年4月に「ハイブリッド手術室」が新設されTAVI(タビ)と言われる胸をあけないで心臓の大動脈弁を交換することができる、高難度で低侵襲の最新治療を行うことができます。その実践のためにハイブリッド心臓大動脈治療センターも設立され、今後益々患者さんの福音につながることを期待しています。また、平成27年4月に緩和ケアの一環として導入された「勤務犬」は、ミカという名前の雄のスタンダードプードルで、調教役のハンドラーと共に病棟を訪問し、多くの患者さんに勇気と笑顔をもたらしています。大学病院としては全国で初めての導入であり、更に一層、愛ある医療の実践につながることを祈っています。

 本ホームページをご覧いただき、大学病院についてご理解を深めていただければ幸いです。