本施設のご紹介

総合教育センターの新設にあたり

センター長 伊野 美幸

 聖マリアンナ医科大学は昭和46年に開学以来、付属病院・看護専門学校・難病治 療研究センター・ブレスト&イメージングセンター等多くを設置し今日に至っていますが、教職員の教育・研修をそれぞれの病院単位で行われることが多く、これまで、法人全体としての人材育成教育は限られたものでした。すでに多くの施設では各職種が協力して患者に最良の医療を提供する「多職種連携」が進んでおり、本学においてもこれらに対応することが急務であり、そのためにはまず教職員のレベルアップを図ること、医療に携わる者としてのモチベーションを高めることが重要であると考えています。

 幸いにも、本学には医学教育・看護学教育を含めた社会人教育に秀でたスタッフが多数おり、今後これらの方々の協力を頂き、総合教育センターが学習する組織として共に学びあう中で、医療人としての専門職性が培われ、本学の目指す「良質な人材の育成」をバックアップし、ひいては共に進化し続けるティーチングホスピタル群の拠点となるよう努力する所存です。

平成23年4月