表題
このページでは、アイソトープ研究施設の概要を紹介いたします。
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教室概要

アイソトープ研究施設

                         施設長  松井宏晃
  
 アイソトープ研究施設は、本学の大学院附属教育研究施設の一つとして、 医学部本館6階東側に設置されています。本施設には、共同で利用される 大型研究設備や各種研究機器が設置されており、放射性同位元素 (ラジオアイソトープ、RI)を用いた医学教育ならびに基礎的・臨床的医学研究 が行なわれています。  

 放射線は微弱であっても、鋭敏に検出することができ、放射性同位元素および 放射性同位元素で標識された化合物は、それぞれ体内において、非放射性の 同位元素や化合物と同じ挙動を示します。従って、放射線を測定することにより、 試験管内の反応を追跡することができるばかりでなく、生理活性物質、薬物などの生体内 における分布、移動、代謝などを研究することができます。加えて、最近、盛んに行われて いる分子生物学的手法を用いた基礎研究には、放射性同位元素の利用が必要不可欠であり、 P2レベルの遺伝子組換え実験を行える実験室が研究施設内にも設置されています。  

 研究施設への入退室は、カードキー方式で、コンピュータ管理されています。 研究施設には、各種の実験室、RI貯蔵庫、汚染検査室、廃棄物の保管廃棄室、廃棄物処理装置、 放射能測定装置などが設置されております。また、施設内の放射線量測定用モニターはもとより、 一般環境へ放射能が漏出しないようチェックするためのモニターが設置されており、 安全に研究が行えるようになっております。研究施設内の管理室には安全管理者がおり、 RIの発注、受注をはじめ、機器のメンテナンス、研究者に対する定期的な健康診断、RI安全利用のための 教育訓練なども含め、本学における医学教育・研究を支援する様々な業務を行っています。

 言うまでもなく、放射性同位元素の利用に際しては、たとえ目的が医学教育・研究であっても、 放射線障害防止に関する法令によって厳しく規制されております。また、遺伝子組換え実験も法的な規制を受けるようになりました。これらの事柄を踏まえて、本学では『聖マリアンナ医科大学放射線障害予防規定』、 ならびに『聖マリアンナ医科大学遺伝子組換え実験安全規程』を定めております。これらの主旨を十分ご理解頂き、 本研究施設におけるRIの安全利用にご協力をお願いいたします。

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