患者の皆さまへ

教授挨拶

紹介・アピール

診療部長 肥塚 泉(教授)

耳鼻咽喉科 肥塚 泉

耳鼻咽喉科学は聴覚、平衡覚、嗅覚、味覚など、多くの感覚器を扱う科です。これら感覚器に障害が生じると、患者さんのQOLに多大な影響を与えることは容易に想像できると思います。立位・二足歩行をするヒトにおいて、平衡覚は特に重要な感覚です。これが障害されると、歩行はもちろんのこと、立っていることさえも困難になります。聖マリアンナ医科大学耳鼻咽喉科では、平衡感覚を司っている感覚器の1つである耳石器の機能評価法を確立することを目的に、基礎から臨床まで広く、様々な観点から検討を加えています。平成10年にはスペースシャトル・コロンビア上で「宇宙酔い(Space motion sickness)」に関する実験を行いました。(Neurolab計画)。宇宙空間では重力が欠如するため、その受容器である耳石器からの情報が欠落します。これが平衡感覚にどのような影響を与えるのかについて、スペースシャトル・コロンビア上に搭載した特殊な回転椅子(偏中心軸回転椅子、Eccentric Rotation)を用いて検討を加えました。平衡覚以外の聴覚や嗅覚、味覚等の感覚器のみならず、頭頸部腫瘍についても外科的治療のみならず、集学的治療の一貫としての外来通院放射線治療や補助的化学療法(抗癌剤治療)も行なっています。

私ども耳鼻咽喉科学教室では、それぞれの分野のエキスパートたちが、臨床、研究にと実績を上げています。